商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループホールディングス |
発売年月日 | 2013/06/21 |
JAN | 9784041008225 |
- 書籍
- 文庫
あんじゅう
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あんじゅう
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商品レビュー
4.3
169件のお客様レビュー
【2024年188冊目】 行く先々で水を飲む神様「逃げ水」、人と人との関係が怪異を生む「藪から千本」、慕う気持ちと己の性質に悩む「暗獣」、笑う仏と山奥の里「吼える仏」、そして暈のかかった三島屋――三島屋変調百物語シリーズ第二弾。 滅多に本や映画などでは泣かない友人から「泣いた」...
【2024年188冊目】 行く先々で水を飲む神様「逃げ水」、人と人との関係が怪異を生む「藪から千本」、慕う気持ちと己の性質に悩む「暗獣」、笑う仏と山奥の里「吼える仏」、そして暈のかかった三島屋――三島屋変調百物語シリーズ第二弾。 滅多に本や映画などでは泣かない友人から「泣いた」とオススメされ、積読から引っ張り出してきたシリーズ2作目。相変わらず人間と怪異とそこに纏わる感情が本当に上手く描かれています。不思議を不思議と終わらせず、しっかり落とし所まで見せてくれるので、読了感も良い。 しかし、副題にもなっている「あんじゅう」、ずるいですね〜。読んでる間「くろすけ〜」って思いながら涙を滲ませていました。表紙のくろすけもすごく可愛いので、ご夫婦の心情を思い浮かべてまた涙が。こういう異形との交流も、もちろん大好物なので。 なお、友人からは後から「ごめん、泣きはしなかった」と言われました。泣いてないんかい!「少しでも人間に近づきたくて」と。いやあんたが異形なんか。
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オーディブルにて。 三島屋さんシリーズ2作目。前回の「おそろし」は主役のおちかが過去に囚われていたので、まあ暗く悲しいお話ばかりだったのに比べて、本作は心温まるお話や新しい仲間も増え、バラエティに富んだ百物語が楽しめた。青野先生やお勝さんの今後の活躍も楽しみ。
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期待を裏切らない三島屋シリーズ。タイトルの「あんじゅう」は好きな作品だった。 なんだか切なくて優しくて、良い感じだった。
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