商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループホールディングス |
発売年月日 | 2013/06/21 |
JAN | 9784041008867 |
- 書籍
- 文庫
妖琦庵夜話 その探偵、人にあらず
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妖琦庵夜話 その探偵、人にあらず
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突如発見された妖怪のDNA。それを持つ者は「妖人」と呼ばれている。 人と妖人を見分ける事が出来る茶道家の洗足伊織は、その力を頼られ、警察から捜査協力の要請を受ける。 「アブラトリ」という妖怪の絡む、女子大生殺人事件について相談されるが……。 妖怪に類する能力を持つ「妖人」絡み...
突如発見された妖怪のDNA。それを持つ者は「妖人」と呼ばれている。 人と妖人を見分ける事が出来る茶道家の洗足伊織は、その力を頼られ、警察から捜査協力の要請を受ける。 「アブラトリ」という妖怪の絡む、女子大生殺人事件について相談されるが……。 妖怪に類する能力を持つ「妖人」絡みの事件に挑む茶道家の伊織と警察、その仲間たちを描いた妖怪ミステリー。妖琦庵夜話シリーズの一作目です。 妖怪ミステリーといっても、「妖怪」と「妖人」は全くの別物で、「妖人」は基本的に人間と見分けがつかず、人に紛れて生きている。そして、人ではないものとして、差別を受けている。きっと現実でも亜人種のような存在が見つかったらこうなってしまうんじゃないかなという、ファンタジー過ぎないファンタジー感と、適度なリアリティが魅力です。 伊織も2人の警察も、伊織の周りにいる妖人たちも、それぞれ情に厚くて素敵です。私は新人刑事の脇坂がとぼけているけど真っすぐでとても好き。彼と伊織の会話だけで小説内の世界観が分かりやすく説明されるので、読者目線でもとてもやさしい存在。 人間にも妖人にも、いい人もいれば悪い人もいて、種族だけで大きく括れるものではない。何だか現実で言うと、特定の国、特定の宗教に対する偏見に通じるものを感じて、ほろ苦い気持ちになります。
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本当に怖いのは人間様、というお話。 人間だと思ったら妖怪の血が混じっている人がいる世界。異能的なやつですね。それを使って活躍するってよりは、それに関する事件が起きたら解決するストーリー。 少し京極堂を思い出させる主人ですね。 お茶屋さん、良きです。 続きも楽しみ 2024....
本当に怖いのは人間様、というお話。 人間だと思ったら妖怪の血が混じっている人がいる世界。異能的なやつですね。それを使って活躍するってよりは、それに関する事件が起きたら解決するストーリー。 少し京極堂を思い出させる主人ですね。 お茶屋さん、良きです。 続きも楽しみ 2024.9.3 136
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