商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ブックマン社 |
発売年月日 | 2013/03/27 |
JAN | 9784893087980 |
- 書籍
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一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ
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一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ
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商品レビュー
2.9
13件のお客様レビュー
遠野なぎこによる、自叙伝。 TVをあまり見ない私は遠野なぎこという女優を知らなくて、知らないままに、何かで紹介されていたこの本を面白そうだと思って読んでみた。 読んでいる最中は、文体が若干古めなので、私より10歳ぐらい上の人なのかと思っていた。最後の方で「30代」という言葉が...
遠野なぎこによる、自叙伝。 TVをあまり見ない私は遠野なぎこという女優を知らなくて、知らないままに、何かで紹介されていたこの本を面白そうだと思って読んでみた。 読んでいる最中は、文体が若干古めなので、私より10歳ぐらい上の人なのかと思っていた。最後の方で「30代」という言葉が出てきて、「え?」と思って奥付を見たら、1コ下だった…。 この本のいいところは、いわゆる「毒親」系の本なのに、最後の方がちょっと希望を持てる形で終わっているところ。その後にもいろいろあることを考えても、それでも、この終わり方はよかった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
想像以上に恐ろしい内容だった。母親像があまりにも常識とはかけ離れているので、母親の精神鑑定が必要なのでは?と心配してしまう。女優と言う職業柄、優れた美貌の持ち主なのは間違いないのに、自分では醜いと思い込んでいたことはショックを受けた。親と言うものは子どもの心をゆがめてしまう力があるのだと身にしみた。毒親と言う人種が世の中にいることは知っているが、遠野なぎこの母親はその中でも最たるものだ。 ただゴーストライターの文章が上手すぎて、かなり脚色しているんじゃないか?と勘ぐってしまう部分もある。
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遠野なぎこが自身の半生を綴った一冊。 一番愛して欲しいと感じている母親には愛されず、その影響で対人関係や心身に支障をきたしていることを隠すことなく書いている。 同じ立場じゃない限り同情はできてても共感はできないものの、彼女が今も苦しんでいることを考えると痛々しいの一言に尽きる。
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