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少年十字軍
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少年十字軍

皆川博子【著】

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少年十字軍

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2013/03/08
JAN 9784591134214

少年十字軍

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商品レビュー

3.7

37件のお客様レビュー

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2025/12/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

きれいな装丁と挿絵に魅かれて、予備知識なく読み始めたが、次々に登場する多くの人物たちと思惑などが絡み合って覚えるのが困難だったこともあり、かなり苦戦した。途中、起こる出来事も、それは夢なのか、幻想なのか、事実(物語上の)なのかが明確にされないことも没入感を途切れさせてしまい、誰にも感情移入できることもなく、手こずらされた。 最後も、神が助けてくれないからと悪魔に祈ったエティエンヌが甦ってしまって、不思議な人生を歩んで記憶をなくしていたガブリエルが故郷に子どもたちを連れ帰って、そこでみんなで生きていけるんだろうな、ということで良いのだろうか。 何とか最後まで読了したが、キリスト教と十字軍に懐疑的なこともあるかもしれないが、そもそも、この物語で作者が何が描きたかったのかが、最後までわからなかった。

Posted by ブクログ

2018/10/08

3:★3.5。「海賊女王」に引き続き、皆川作品を。(作品世界の)時勢を反映した虚無感、神や奇跡を求める人心に応えるかのごとく現れたエティエンヌ。彼の見せる「奇跡」のあれこれは決して奇跡などではないと仄めかされつつ、それでも止まらない・帰れない巡礼の歩みが、どうにも悲しかったです。...

3:★3.5。「海賊女王」に引き続き、皆川作品を。(作品世界の)時勢を反映した虚無感、神や奇跡を求める人心に応えるかのごとく現れたエティエンヌ。彼の見せる「奇跡」のあれこれは決して奇跡などではないと仄めかされつつ、それでも止まらない・帰れない巡礼の歩みが、どうにも悲しかったです。 騙され、利用された挙句のささやかな復活とガブリエルの決断こそが、いちばんの奇跡だったのかも。

Posted by ブクログ

2017/03/30

実際の少年十字軍の悲惨を、皆川博子女史の筆はこうも残酷でありながら美しい物語に仕上げてしまう・・・。 レイモンの見栄から始まった虚言がどんどん自分を浸食していく様とか、堕落した聖職者達とか、ならずものと通じてる貴族とか・・・人間の邪悪さや汚濁をこれでもかこれでもかいやまだだ・・・...

実際の少年十字軍の悲惨を、皆川博子女史の筆はこうも残酷でありながら美しい物語に仕上げてしまう・・・。 レイモンの見栄から始まった虚言がどんどん自分を浸食していく様とか、堕落した聖職者達とか、ならずものと通じてる貴族とか・・・人間の邪悪さや汚濁をこれでもかこれでもかいやまだだ・・・ってぐらい書き上げていながらもその腐臭をさせない圧倒的筆力・・・これが・・・皆川博子・・・。 奇跡はない、だが圧倒的な虚無は間違いなく存在するのだ・・・。圧倒的耽美、無惨、そして死。 翻弄される民衆は、少年たちはエルサレムへ辿り着くのか・・・?? 『少年十字軍』、圧巻です。 ルーが・・・ルーの萌えがすごい・・・。 森で暮らしていた自然児だった狼少年が年上の少女に素直になれないながらも気に掛けてるのが・・・こりゃあ萌えだ・・・。 ドミニクには懐いてるのとかも・・・自分と同じく素直じゃない兄ちゃんには親近感覚えてる少年・・・。 ジャコブとドミニクっていうかドミニクのジャコブへの気持ち・・・あれは・・・もう言い逃れできねえよ・・・。 そういう目で読んでしまったことを許してほしい・・・いやだってあれは・・・なあ・・・???普通ただの同僚のために命を捨てられる???違うでしょ???

Posted by ブクログ