商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2013/02/22 |
| JAN | 9784488103194 |
- 書籍
- 文庫
ベンスン殺人事件 S・S・ヴァン・ダイン全集
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ベンスン殺人事件 S・S・ヴァン・ダイン全集
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商品レビュー
3.2
21件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もったいぶりすぎ。常にマーカムが感じている焦ったさに共感しながら読んだ。犯人を最後まで明かさなかった理由も膝を打つようなものではない。 心理学的に犯人を特定する論理に納得いかない。そんなものは物的証拠よりも簡単にでっち上げられる、危ういものだろう。 そんで散々心理学的推論の存在を仄めかしときながら、最後は物的証拠に頼るんかい、しかも違法な捜査で。 推理小説ではなく物的証拠に拘泥しすぎるミステリへのアンチテーゼ、一種のメタミステリとして読むべきか。それぐらい納得いかない。 あと「私」ことヴァン・ダインが空気すぎる
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綿密に計画された犯罪は個の心理から構築される唯一無二の芸術品…心理の追跡は物的証拠や状況証拠よりも尊い… なんと心理探偵は1926年に既に誕生していたのか。ポアロが心理云々を重視するようになったのは確か中期あたりから(?)だし、ロジャー・シェリンガムとはどっちが先なのだろう。 黄...
綿密に計画された犯罪は個の心理から構築される唯一無二の芸術品…心理の追跡は物的証拠や状況証拠よりも尊い… なんと心理探偵は1926年に既に誕生していたのか。ポアロが心理云々を重視するようになったのは確か中期あたりから(?)だし、ロジャー・シェリンガムとはどっちが先なのだろう。 黄金時代の幕開けと称されているが、幕開けから既にこんなに皮肉られまくってるのジャンルとして煮詰まりすぎだろう。やや弱めの多重解決要素まであるし。今や英国のバークリーと共に米国では忘れ去られた悲しき作家らしいが、いまだに本格が根強い孤高の島国ではいつまでも読まれ続けられるのではないか。
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先に僧正を読んだが、このベンスンはデビュー作ということで主人公の紹介もあり、こちらを先に読んだ方が読みやすかったかも。 結果的に殺害理由は単純なものだったが、最初から消去法でヴァンスには犯人が分かっていたとあり、それにしては話が長すぎないかと思った笑 分かりきった説明というか...
先に僧正を読んだが、このベンスンはデビュー作ということで主人公の紹介もあり、こちらを先に読んだ方が読みやすかったかも。 結果的に殺害理由は単純なものだったが、最初から消去法でヴァンスには犯人が分かっていたとあり、それにしては話が長すぎないかと思った笑 分かりきった説明というか、言い回しの発言が長文で多くて途中が退屈だった。
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