商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 童話屋 |
| 発売年月日 | 2013/01/30 |
| JAN | 9784887471177 |
- 書籍
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ぼくはぼく
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ぼくはぼく
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商品レビュー
4.6
14件のお客様レビュー
レビューを見てくださった皆さん、あけましておめでとうございます! 今年も皆さんの本棚にお邪魔します。 こちらの本は谷川俊太郎さん偲ぶ図書館の特設コーナーに飾ってあったので思わず手に取った。文庫本サイズで可愛い。表紙には桃色に星と惑星のような白が散りばめられている。 ひらがなで...
レビューを見てくださった皆さん、あけましておめでとうございます! 今年も皆さんの本棚にお邪魔します。 こちらの本は谷川俊太郎さん偲ぶ図書館の特設コーナーに飾ってあったので思わず手に取った。文庫本サイズで可愛い。表紙には桃色に星と惑星のような白が散りばめられている。 ひらがなで、子どもに話しかけるような歌だけど、大人のこころにも響く。素の自分、子どもの自分に戻るような懐かしい感じ。ちょっと元気がないときに読むとほっとしそうな優しい詩集。 「うんこよ きょうも げんきに でてこい」 「むかしむかしどこかにぼくがいた いまここにぼくはいる」 「かずを かぞえる わたしは ひとり」 「いつのまにかきょうはあした そのさきがだれにわかるの?」 「ほしみんなすき かぞえきれないけど」 「生まれたので 世界中の人間さんに ちょいと ご挨拶」 「いまから千年前 ここには誰がいたんだろう いまから千年後 ここには誰がいるんだろう」
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どの詩も良くて谷川さんは勿論、編集者のセンスも感じる。『はるかな国からやってきた』、『すてきなひとりぼっち』に続く童話屋から出版された第三詞華集。本作だけまだ読んでなかったので手に取ってみたが、1編1編素晴らしく沁みる。中でも好きだったのは下記。 はな はなびらはさわるとひ...
どの詩も良くて谷川さんは勿論、編集者のセンスも感じる。『はるかな国からやってきた』、『すてきなひとりぼっち』に続く童話屋から出版された第三詞華集。本作だけまだ読んでなかったので手に取ってみたが、1編1編素晴らしく沁みる。中でも好きだったのは下記。 はな はなびらはさわるとひんやりしめっている いろがなかからしみだしてくるみたい はなをのぞきこむとふかいたにのようだ そのまんなかから けがはえている うすきみわるいことをしゃべりだしそう はなをみているとどうしていいかわからない はなびらをくちにいれてかむと かすかにすっぱくてあたまがからっぽになる せんせいははなのなまえをおぼえろという だけどわたしはおぼえたくない のはらのまんなかにわたしはたっていて たってるほかなにもしたくない はだしのうらがちくちくする おでこのところまでおひさまがきている くうきのおととにおいとあじがする にんげんはなにかをしなくてはいけないのか はなはたださいているだけなのに それだけでいきているのに
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2024年11月、ぐっとひえこんでいよいよ冬だなという早朝、谷川俊太郎の訃報に接する。詩人・翻訳者として幅広い仕事があり、詩集もいろいろでているが私が手元で愛蔵しているのは童話屋の詩文庫シリーズの三冊(これもそのひとつ、「はるかな国からやってきた」「すてきなひとりぼっち」に続いて...
2024年11月、ぐっとひえこんでいよいよ冬だなという早朝、谷川俊太郎の訃報に接する。詩人・翻訳者として幅広い仕事があり、詩集もいろいろでているが私が手元で愛蔵しているのは童話屋の詩文庫シリーズの三冊(これもそのひとつ、「はるかな国からやってきた」「すてきなひとりぼっち」に続いて三番目にでたアンソロジーで新刊をすぐに買って登録していた)。R.I.P.
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