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「黄金のバンタム」を破った男 PHP文芸文庫
733円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2012/11/19 |
| JAN | 9784569679167 |
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「黄金のバンタム」を破った男
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「黄金のバンタム」を破った男
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商品レビュー
3.9
144件のお客様レビュー
世界に各階級1人しか世界チャンピオンがいなかった時代
ボクシングの世界チャンピオンが世界に11人しかいなかった時代、フライ級、バンタム級の2階級制覇を成し遂げたファイティング原田を中心とした、当時のボクサー達の回顧録。黄金のバンタム エデル・ジョフレに生涯たった2回の敗北を与えたファイティング原田の凄さ、そして、その戦いのほとんどが...
ボクシングの世界チャンピオンが世界に11人しかいなかった時代、フライ級、バンタム級の2階級制覇を成し遂げたファイティング原田を中心とした、当時のボクサー達の回顧録。黄金のバンタム エデル・ジョフレに生涯たった2回の敗北を与えたファイティング原田の凄さ、そして、その戦いのほとんどが紙一重の激戦のなかで、精神力によって得られたとことを実感できる傑作!
平塚 泰司
ボクシングファンではあるが昔のことは全く知らないので、日本のボクシング黎明期の歴史、今もあるジムの成り立ちなどを手軽に知れてよかった。 序盤の白井義男とカーン博士が日本人初の世界チャンピオンを取るまでの話がすごく面白くて期待を持って読み進めた。 しかし肝心のタイトルの章に入ると、...
ボクシングファンではあるが昔のことは全く知らないので、日本のボクシング黎明期の歴史、今もあるジムの成り立ちなどを手軽に知れてよかった。 序盤の白井義男とカーン博士が日本人初の世界チャンピオンを取るまでの話がすごく面白くて期待を持って読み進めた。 しかし肝心のタイトルの章に入ると、ファイティング原田がジョフレを倒した凄さは分かったが、その『黄金のバンタム』のジョフレがどれくらい凄いのか紳士的な性格以外いまいちわからなかったので少し物足りなく感じた。 ジョフレ関係よりも切磋琢磨しているライバルたちのキャラクターが魅力的だったのでそちらの方が面白かった。 それでも百田尚樹の文章は相変わらず読みやすくすらすらと読めた。
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ボクサーというのは常人ならざる者の所業だということがよく分かった。 15キロほぼ全力疾走のロードワーク、ストーブをガンガン炊いたジムでの猛烈なトレーニング… そんな化け物じみた練習メニューをこなしたボクサーが、試合で立てなくなるまで殴り続けるのがボクシングなのか。 本当に命を削...
ボクサーというのは常人ならざる者の所業だということがよく分かった。 15キロほぼ全力疾走のロードワーク、ストーブをガンガン炊いたジムでの猛烈なトレーニング… そんな化け物じみた練習メニューをこなしたボクサーが、試合で立てなくなるまで殴り続けるのがボクシングなのか。 本当に命を削り取るというか、試合の度に死ぬようなスポーツなのだなと思った。 ファイティング原田の業績は、確かに運が良かったと言える部分もある。しかしあれだけの想像を絶するような努力ができたからこそ、チャンスを掴み取ることができた。60-70年代、ボクシングで一時代を築いたチャンピオンに尊敬の念は止まない。 そして、こんなに努力できたのは、心底ボクシングが好きだったからなのだと本当に思う。一時期、原田・海老原とともに「フライ級三羽烏」と呼ばれた青木利勝は、練習嫌いというより、ボクシングを心底好きになれなかったのではないか。原田が青木の才能に嫉妬したように、青木も原田のボクシング愛に嫉妬していたのではないだろうか。心の底から好きと思えるものに出会えるというのも、本当に幸せなことだと思う。 そして、黄金のバンタムと言われたジョフレは、 靴の中に硫酸を入れる、クリンチしてロープに目を擦り付けて傷を開かせる、来日前に鼓膜を破っておく(!)など、今では考えられない汚い手を使ってまでもチャンピオンベルトを皆んなが狙っていた時代に、なんとスポーツマンシップのある人物であったことか。こんなに素晴らしい人格と飛び抜けた実力を兼ね備えた人物がこの時代にいたということは本当に奇跡的なことだと思う。 汚い手を使わずにすむ実力であったこともそうだし、皆んながそれを尊敬していたというのも素晴らしい。 そして私がこの本で1番のハイライトだと思うシーンは、各選手の引退の場面である。 選手生命が10年と言われるボクサーが、ある日ガクッと寿命がきて引退してしまう。本当にものすごく悲しいが、最高の人生を見せてくれたなとボクサー一人ひとりに感謝の気持ちが溢れた。
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