商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2012/10/19 |
JAN | 9784087468915 |
- 書籍
- 文庫
光媒の花
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光媒の花
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商品レビュー
3.6
260件のお客様レビュー
Nを読んだ後にこちらを読了 一つの街に住むそれぞれの人間の物語が書かれていました。 最初3章までは少し闇を感じる内容で、そういうものなのかなと思っていましたが、残り3つは希望を感じるラストの配置なのも意味があるのなかと思ったり。 ただ、6章の物語が1章に繋がるので光と闇、それぞれ...
Nを読んだ後にこちらを読了 一つの街に住むそれぞれの人間の物語が書かれていました。 最初3章までは少し闇を感じる内容で、そういうものなのかなと思っていましたが、残り3つは希望を感じるラストの配置なのも意味があるのなかと思ったり。 ただ、6章の物語が1章に繋がるので光と闇、それぞれの繰り返しが人生であるのかなとも思いました。
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個人的にトラウマが蘇る話やちょっと苦手な所があったから星2かな。 ストーリー自体は面白く、道尾秀介さんの雰囲気が出てて好きでした。
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2010年第23回山本周五郎賞 そして2010年直木賞候補作 その後2011年「月と蟹」で直木賞 連作短編6編 作品紹介では連作群像劇としている それぞれ犯罪に関わっていく者達だから群像劇でも良いのかな 道尾さんの作品には、子供の中の秘めやか憎悪を描いているものがあり、少年達...
2010年第23回山本周五郎賞 そして2010年直木賞候補作 その後2011年「月と蟹」で直木賞 連作短編6編 作品紹介では連作群像劇としている それぞれ犯罪に関わっていく者達だから群像劇でも良いのかな 道尾さんの作品には、子供の中の秘めやか憎悪を描いているものがあり、少年達の純真無垢だけでない心情を読むのは好きだ 第一章 隠れ鬼 認知症となった母を苦しめていた父親の自殺 息子が封印していた事件の真相 第ニ章 虫送り 毎夜両親不在の時間に川辺に虫取りに行く兄妹 許せなかったホームレスへの復讐とその真相 第三章 冬の蝶 貧困の少女が隠していた母の男の所為 少年は守りきれない 第四章 春の蝶 両親の不仲のストレスで聴力をなくした少女 家庭を守るための嘘 第五章 風媒体 姉の入院で母との確執を解いていく弟 第六章 遠い光 母親の再婚に不安を持つ少女 その不安の真意に寄り添う女性教師 蝶が光源をたどり物語を一つにまとめる といった趣向かな 好きな方の道尾さんだけど 罪に対する気持ちがあっさり というか本人達は納得済みという感じ がもの足りないかな
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