商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2012/07/25 |
JAN | 9784041003862 |
- 書籍
- 文庫
続・氷点(上)
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続・氷点(上)
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商品レビュー
3.8
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余韻を残して終わった『氷点』の続編。 自殺未遂を起こした陽子ちゃんが助かり、特に後遺症もなく暮らしていくなかで、より著者のキリスト教的な視点が強く表現されていく作品でした。 キリスト教における「原罪」と「許し」をティーンエイジャーの陽子ちゃんがどう自分のなかで消化(昇華)してい...
余韻を残して終わった『氷点』の続編。 自殺未遂を起こした陽子ちゃんが助かり、特に後遺症もなく暮らしていくなかで、より著者のキリスト教的な視点が強く表現されていく作品でした。 キリスト教における「原罪」と「許し」をティーンエイジャーの陽子ちゃんがどう自分のなかで消化(昇華)していくのかのお話。 陽子ちゃんが我が子を殺した犯人の子ではないと知ってもお母さんは未熟な人間のまま。これは一生変わらなさそう。 医師のお父さんも良い人であろうとし過ぎていくつになっても迷いっぱなし。 そこに暴動機関車のような陽子ちゃんの実の弟などが出てきて、とにかくお話としては飽きさせませんでした。 ただ、陽子ちゃんまでぐじぐじし始めてスッキリする感じはないお話ですね。
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誰の中にも存在する罪を的確に書いている。人は愛とか憎しみといった感情を飼い慣らせないのに、愛と憎しみに好き勝手に振り回されてるている。
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