- 新品
- 書籍
- 文庫
トータル・リコール ディック短篇傑作選 ハヤカワ文庫
1,078円
獲得ポイント9P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2012/07/09 |
JAN | 9784150118631 |
- 書籍
- 文庫
トータル・リコール ディック短篇傑作選
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
トータル・リコール ディック短篇傑作選
¥1,078
在庫なし
商品レビュー
4.1
40件のお客様レビュー
どれもフィリップKディックワールド全開。 SF大好きマンからするともう堪らなく楽しい…! 全体的にそうだけど、特に「地球防衛軍」なんかはプーチンはじめ世界中の戦争おっぱじめる奴らにぜひ読んでほしいお話だった……
Posted by
2024年になっても新鮮な読み心地と生々しい迫力を備えている。時代を超えて読み継がれるとともに、実現可能な時代になりつつあることの恐怖も沸き起こる短編集。以下は個々の作品の備忘録 ・トータルリコール 経験の記憶を販売する会社で記憶の植え付け施術失敗と思いきや、政府の要人という...
2024年になっても新鮮な読み心地と生々しい迫力を備えている。時代を超えて読み継がれるとともに、実現可能な時代になりつつあることの恐怖も沸き起こる短編集。以下は個々の作品の備忘録 ・トータルリコール 経験の記憶を販売する会社で記憶の植え付け施術失敗と思いきや、政府の要人というか機密を持っている重要参考人的な立場だった人の話。映画も見てみたい ・地球防衛軍 人類が始めた戦争を、人類が作ったAIで代理戦争をさせるも人間より遥か上の知能を持ったAIによって管理下に置かれていたことに気が付く愚かな人間の話。 ・訪問者 核戦争後、人間が住めなくなった地球で生き延びるために細々と息をしている様を描いた作品。地球も生きていて、人間が滅びるのも地球の歴史の一部になり得る。人間が最後の地球の支配者だなんて考えは傲慢…。 ・世界をわが手に ラスト数行で察してしまう世界の真実と創造者。破壊衝動に限らず「本能的欲求・衝動」と括ってしまうが、それは理解を簡素化するための言葉だった。溜まったエネルギーの発出。何かを使役したい、力を持ちたい、強さを自覚したい。神になりたい。残酷な世界の成り立ちは残酷な人間のエネルギー衝動によるものだったかもしれない。 ・フードメーカー 頭の中を他人から読まれてしまう恐怖。政府に対して不都合な思想ややましいことがあれば即刻逮捕。まさにディストピア!
Posted by
フィリップ・K・ディックの短編傑作集。 どの作品も短いので読みやすいとは言え、それでも、SF初級者の私には難しかった。いつか、すらすら理解できるようになりたいものだ。 「ミスター・スペースシップ」と「マイノリティ・リポート」が良かった。 未来の物語の中に人間の本質、社会の歪みを突...
フィリップ・K・ディックの短編傑作集。 どの作品も短いので読みやすいとは言え、それでも、SF初級者の私には難しかった。いつか、すらすら理解できるようになりたいものだ。 「ミスター・スペースシップ」と「マイノリティ・リポート」が良かった。 未来の物語の中に人間の本質、社会の歪みを突いて来るので、気づきが多い。SF小説の深さなんだろうな。
Posted by