商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2012/04/28 |
| JAN | 9784101001616 |
- 書籍
- 文庫
1Q84 BOOK 2(前編)
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1Q84 BOOK 2(前編)
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商品レビュー
3.9
252件のお客様レビュー
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(青豆) 「さきがけ」のリーダーと会う リーダーはリトルピープルに何かを奪われた (天吾) 父親(父親ではない)と会う 母は何かと交わって天吾を産んだ 牛河と会う 2人の力が合わさり何か解き放ってはいけないものを解き放ってしまった 猫の街に行き、リトルピープルの扉を開けてしまった 天吾と青豆が記憶の中で結びつく
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映画『ドライブ・マイ・カー』が素晴らしくて村上春樹の原作読んだときは断然映画が好きだった この前観たアニメ映画『めくらやなぎと眠る女』も良かったので(ねじまき鳥の鳴き声が聞ける!)、その映画の原作ではないけど『1Q84』をなんとなく読み始めた 半分くらいまで読んでみて、村上春樹...
映画『ドライブ・マイ・カー』が素晴らしくて村上春樹の原作読んだときは断然映画が好きだった この前観たアニメ映画『めくらやなぎと眠る女』も良かったので(ねじまき鳥の鳴き声が聞ける!)、その映画の原作ではないけど『1Q84』をなんとなく読み始めた 半分くらいまで読んでみて、村上春樹の長編を映画化するのは難しいのではないかと思い始めている とにかく現実世界と架空世界の情景描写や心理描写が映像が浮かぶくらいに精緻だから、これを映画化した場合、とんでもなく長時間の映画になると思うし、頑張って3時間くらいにまとめたら原作のスーパーダイジェスト版になってしまう(原作者は別だけど映画『国宝』でそれを強く感じた) ちなみに最初に挙げた映画は、原作短編に大幅な創作を加えるとか、原作短編6編を再構成するとか、映画監督のオリジナリティがかなり入っている(そしてそれがうまく融合している) I absolutely loved the movie "Drive My Car," and when I read Haruki Murakami's original story, I definitely preferred the film. I also recently watched the animated movie "Blind Willow, Sleeping Woman" (you even get to hear the "Wind-Up Bird Chronicle"!), and although it’s not based on the original story of that film, I somewhat randomly started reading "1Q84." After getting about halfway through, I'm starting to think that adapting Haruki’s long novels into movies might be really difficult. Both the real world and the imaginary world he creates are depicted so intricately—his descriptions of scenes and psychological nuances are vivid enough to conjure images like a film. If this were adapted into a movie, it would be an incredibly long film, and trying to squeeze it into around three hours would turn it into a super-condensed digest version of the original (I felt this strongly with the movie "National Treasure," though that’s based on a different author). By the way, the movies I mentioned earlier add significant original elements to the original short storiy or rearrange six original short stories, incorporating a lot of the director’s originality—which, importantly, blends together very well.
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青豆、天吾、二人の接点がいよいよ明らかになる。 けれども、まだ大人になってからの二人は出会わない。 物語として局面が一つ大きく進んだ感がある。 教祖が少女に対し性的暴力をふるっている。 その被害者であるつばさは、マダムに保護されたはずなのに、ホームから忽然と姿を消す。 それどこ...
青豆、天吾、二人の接点がいよいよ明らかになる。 けれども、まだ大人になってからの二人は出会わない。 物語として局面が一つ大きく進んだ感がある。 教祖が少女に対し性的暴力をふるっている。 その被害者であるつばさは、マダムに保護されたはずなのに、ホームから忽然と姿を消す。 それどころか、女性警官のあゆみまで殺害される。 青豆はマダムの依頼を受け、「最後の仕事」として、この教祖を殺すべく、整体師として教祖のもとに向かう。 ―えっ?ラスボスがこんなに早く現れる? と思ったら、どうやら彼自身も超自然的な力に操られ、放っておいてもやがて朽ちて死んでいく運命にあることが判る。 むしろ、彼の後継者を欲しがっている「リトル・ピープル」の動きを封じないことには、つばさたちを守れないのだ。 一人のカリスマより、組織の方が怖いということか。 一方、天吾の物語でも、女性が姿を消す。 彼の「ガールフレンド」であった人妻、安田恭子が「失われ」る。 これは、リトル・ピープルが関わっているのか、まだよくわからない。 ふかえりの文章を書き替え、世の中に放ってしまったことで、彼自身が危険視され、監視されていく。 不穏な気配が濃くなっていた。 天吾が認知症を発症して今は介護施設にいる「父」を訪ねる場面がとても印象的だった。 天吾は、これまで苦しんできた父や母との関係に、少しずつ気持ちの整理がついてきているようだが、おそらく血がつながっていない天吾を、どんな思いで育てていたのか。 それは今後も明かされることはないのかもしれない。 猫の町の話は、次の展開に何か大きな意味があるのだろうか。
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