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ヒトリシズカ 双葉文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | 男が拳銃で撃たれて死亡した。だが、その傷には不可解な点が…心臓に達した銃弾は、一度止まってからまた動いたというのだ。見えそうで見えない、届きそうで届かない。時と場所、いずれも違うところで起きる5つの殺人事件に、シズカという一人の女性が絡み、翻弄される警察――。異なる5つの事件が最後にすべて繋がっていく、連作短編ミステリー。 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社 |
| 発売年月日 | 2012/04/13 |
| JAN | 9784575514933 |
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ヒトリシズカ
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商品レビュー
3.6
405件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初誉田哲也さん。 物語としてはすごく面白くて、いろんな人の視点から読み解きながら進むと繋がってくる事件達。 この人の時って…と何度も確かめに以前の話に戻ったりしながらゾワゾワ。 静加がなぜそうなっていったのか、あまり深掘り描写がハッキリなかった気がして、本質の部分での理由というか…辻褄を合わせたかった気持ちは残ったけど、フィナーレに向かって事件の内容自体は明らかになって読了感はよかった、面白かった〜!
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「静加」という女性が関わる複数の事件が、少しずつ絡み合いながら最後に一つの物語として収束していく連作小説。 どの事件の裏にも静加がいて、年齢からは想像できないほどの憎しみと狡猾さにぞっとした。 彼女をそこまで突き動かしたものは何だったのか。 読み終えても答えは出ないが、最終話には...
「静加」という女性が関わる複数の事件が、少しずつ絡み合いながら最後に一つの物語として収束していく連作小説。 どの事件の裏にも静加がいて、年齢からは想像できないほどの憎しみと狡猾さにぞっとした。 彼女をそこまで突き動かしたものは何だったのか。 読み終えても答えは出ないが、最終話にはほんのわずかに救いのようなものを感じた。守るべき存在を得たとき、人は同時にその存在に救われるのかもしれない。 決して明るい結末ではないけれど、静かに心に残る終わり方で、このラストには妙に納得した。サスペンスのようでいて、一人の女性の半生を描いた物語でもあり、『白夜行』を思わせる重くて儚い人生だった。
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audible 。刑事ものの連作小説。といってもいろいろな事件解決を一つひとつ片付けて行くだけではない。なんと17年にも渡る多くの事件に1人の女が関わっていた。 暴いた者も暴かれた者もまさしく人間であることを、強く印象づけられた本であった。
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