商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/04/10 |
JAN | 9784167110147 |
- 書籍
- 文庫
聖女の救済
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聖女の救済
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商品レビュー
3.9
842件のお客様レビュー
女性心理の機微表現も読みどころ
ガリレオシリーズ。湯川のコーヒーの淹れ方からすると、時系列は前作より以前のエピソードか。女性心理の機微の表現も、謎解きも秀逸。草薙刑事版のXの献身か。
平塚 泰司
いやー、相変わらず東野さんは、 すごいトリックが思い浮かびますね。 全く考えつかないところから 攻めてきます。 面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私にとってはとても厚い本であったが、割とスッキリと読み進めることができた。 最初に犯人がわかっていると言う異例のミステリーではあるが、綾音が犯人であって欲しくない、犯人であるわけがないと言うような心の中の葛藤がずっとあった。その点は刑事の草薙と同様である。 (それだけ綾音という女性が凛とした佇まいの美しい聡明な女性と言うイメージがずっと脳内にあった。) 物理学者の湯川と刑事の草薙のゆるぎない友情と信頼関係がにじみ出て、それほど大げさな表現ではなかったけれども、それがとても心地よくて安心できる内容だった。 しかしながら、殺された男性については因果応報と思ってしまう。 殺人が悪いことなのはもちろんではあるが、それであっても、女性を子供を産むための道具としかみなさない、女性を深く傷つる言動はいかがなものか。 断じて許されるものではない。 決して法律では罰することはできないけれど、読者は許さないぞ! しかし、なんでこういう傲慢な男に綺麗な女性が夢中になっちゃうのかな。
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