商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 評論社 |
発売年月日 | 2011/12/26 |
JAN | 9784566024182 |
- 書籍
- 児童書
戦火の馬
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戦火の馬
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商品レビュー
3.9
37件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やっぱりマイケル・モーパーゴさんの作品は好きだ。 馬目線から戦争が語られる物語。やっぱり馬を大事な仲間として接する人もいるし、道具として扱う人もいる。人それぞれ。でも馬にとっても居心地の良い環境を奪い、仲間を失う戦争はやってはいけないと思った。
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戦争に駆り出された馬の目線で語られる戦時下の日々。平穏な日に救われてほっとした後に過酷な状況に落とされ、読んでいても心が振り回されました。軍馬がこのように扱われていたことを初めて知り、異国の地で馬も人も故郷に帰ることを願いながら死んでいったことが本当にやるせない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
以前、映画を観たことがあるけど児童文学が原作とは知らなかった。 戦争をテーマにした話はたくさんあるけれど、馬の視点で描がかれている点が面白い。 文学でも映画でも、通常、戦争は人間を主役に据えられていて、馬は数ある戦争の道具の1つに過ぎず、そこに意識が向くことは少なかった。 でも、この話を通して、戦争は人間だけでなく、罪の無い動物をも容赦なく狩りだし、翻弄し、蹂躙するのだなと気付かされた。 そして戦後、何とか生き残っても祖国に帰れる人間とは違い、馬の多くは食肉用として売り払われた。馬を輸送する費用がないからだ。 売り払うことで節約になり、かつ金銭を得られる。それは合理的な事かも知れないが、人間と同じく命を懸けた馬に対してあまりにも辛い仕打ちだ。 少年と帰還出来たジョーイは何とも幸運だったんだな。 ハッピーエンドだけど、犠牲になった大半の馬を想うと胸が苦しい。
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