商品詳細
内容紹介 | 「傍聞き」「迷い箱」「899」「迷走」4つの人間ドラマを収めた珠玉の短編ミステリー集。娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心動かされる「傍聞き」(表題作)で2008年日本推理作家協会賞<短編部門>を受賞。 |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2011/09/16 |
JAN | 9784575514537 |
- 書籍
- 文庫
傍聞き
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傍聞き
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商品レビュー
3.5
432件のお客様レビュー
主人公は電車通勤する おばさん刑事。 もうすぐ中学生になる 娘と二人暮らし。 この娘の菜月ちゃんが いい仕事します♪ コソ泥と娘とどっちが 大事なの?─ これ仕事で留守がちな 母親への抗議のようで 実は違うんです。 ヒントはタイトルにも なってる『傍聞き』 菜月ちゃん...
主人公は電車通勤する おばさん刑事。 もうすぐ中学生になる 娘と二人暮らし。 この娘の菜月ちゃんが いい仕事します♪ コソ泥と娘とどっちが 大事なの?─ これ仕事で留守がちな 母親への抗議のようで 実は違うんです。 ヒントはタイトルにも なってる『傍聞き』 菜月ちゃんはその台詞 を本当は誰に聞かせた かったのか? 真意を知ったとき胸の 内にじんわり温かさが 広がる、 ハートウォーミングな お話です。 ところで世の夫はこの 技術を学んで妻に応用 すべしかな。 妻が聞耳をたてられる 距離で妻への褒め言葉 を友人や子どもに話す。 直接言われても嬉しい けど偶然聞こえた会話 のなかで褒められたら、 あ、本当にそう思って くれてるんだ♡となる。 わざとらしいのはダメ だし悪用も禁止ですよ (笑 前回読んだのは十年前。 あらためて読むとこの 作品よくできてますね。
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連作短編ではない4編の短編集。 1.迷走-救急隊員 2.傍聞き-女性刑事 3.866-消防士 4.迷い箱-更生保護施設 施設長 の人間ドラマを描いた作品です。 どの作品も人情味あふれ、何故かほっとする結末の話で読後感が良く非常に読みやすい作品です。 流石、短編小説の巧者が書かれ...
連作短編ではない4編の短編集。 1.迷走-救急隊員 2.傍聞き-女性刑事 3.866-消防士 4.迷い箱-更生保護施設 施設長 の人間ドラマを描いた作品です。 どの作品も人情味あふれ、何故かほっとする結末の話で読後感が良く非常に読みやすい作品です。 流石、短編小説の巧者が書かれただけの事はある内容でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編はどの話もサクサク読めた。 ただ読んでいて、場面が切り替わる時がよく意味がわからないところがいくつかあり、何度か読み返した。 本の題名にもなってる「傍聞き」は内容も面白かった。 また本当にそれで終わったのかというゾクゾク感も残る。
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