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戦後史のなかの国鉄労使 ストライキのあった時代
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 明石書店 |
発売年月日 | 2011/09/15 |
JAN | 9784750334585 |
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戦後史のなかの国鉄労使
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戦後史のなかの国鉄労使
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1946年の国鉄労組発足から1987年の国鉄分割民営化までの国鉄労使関係を描いた通史。国鉄の労使関係は、日本の労働運動やストライキなど社会に与えた影響の大きさにもかかわらず、その全体像が分かる本はこれまでなかった。組合の路線対立、蒸気機関車廃止の影響、マル生運動、スト権スト、そし...
1946年の国鉄労組発足から1987年の国鉄分割民営化までの国鉄労使関係を描いた通史。国鉄の労使関係は、日本の労働運動やストライキなど社会に与えた影響の大きさにもかかわらず、その全体像が分かる本はこれまでなかった。組合の路線対立、蒸気機関車廃止の影響、マル生運動、スト権スト、そして分割民営化の顛末など、本書は主要な話題を網羅している。 「国鉄労使」というタイトルからも窺えるように、本書は労働組合史でも経営史でもなく、労使双方の動向が当時の資料に拠りつつ、丁寧に描かれている。筆者は元国鉄職員であるが、その視線は職場の荒廃をもたらした組合に対してだけではなく、逃げ腰の国鉄首脳陣、国鉄を政治利用する政治家、いい加減な民営化論者、キャンペーン報道を展開するマスコミなど、多くの登場人物に対して冷ややかである。一方で、労使双方の板挟みとなった助役など現場管理者については、その苦悩を特筆する。 はたして分割民営化以外に国鉄再生の道はなかったのかどうか。日本の鉄道150年を振り返るうえで、必読の1冊だと思う。
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