商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2011/06/17 |
JAN | 9784198631932 |
- 書籍
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詩の礫
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詩の礫
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商品レビュー
4.1
10件のお客様レビュー
あの時から、時間がずれたんですよね。その感覚が、何だかとても納得できたような。同じ時間を、いろんな他者を踏みつけたり、上からみたり、わかったようなセリフを吐いたりして生きている私がいる。一分ずらして、見ると、ひょっとしたら、たえられないわたしに気付けるかもしれない。そんなふうな...
あの時から、時間がずれたんですよね。その感覚が、何だかとても納得できたような。同じ時間を、いろんな他者を踏みつけたり、上からみたり、わかったようなセリフを吐いたりして生きている私がいる。一分ずらして、見ると、ひょっとしたら、たえられないわたしに気付けるかもしれない。そんなふうな・・・ https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201908110000/
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池袋LIBROで買った最期の本を読み終わる。【暫定】 東日本大震災直後から発表された詩は読むものを引き込み、ときには詩人と同化させる。それは、ある意味とても危険な行為で、自分が戻ってこない恐れがある。この詩集の頁をめくるには、「緊急脱出装置」が必要だ。
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震災直後に起きた大きな感情の起伏が言葉に。何度も繰り返し、「明けない夜はない」と出てくるが、明けた日には何が待っているのか。。。言葉は信じられる。しかし、言葉だけでは、何かが足りない。 後半に出てくる、自分で自分を責め、振り返り、はね返し、立ち上がる瞬間。そこに立ち会えて、私は...
震災直後に起きた大きな感情の起伏が言葉に。何度も繰り返し、「明けない夜はない」と出てくるが、明けた日には何が待っているのか。。。言葉は信じられる。しかし、言葉だけでは、何かが足りない。 後半に出てくる、自分で自分を責め、振り返り、はね返し、立ち上がる瞬間。そこに立ち会えて、私は言葉とはなにかがやっと分かった気がした。和合さんは、まぎれもない詩人。まぎれもない人間。それが言葉になっていた。
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