商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
| 発売年月日 | 2011/05/14 |
| JAN | 9784758435550 |
- 書籍
- 文庫
出世花
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出世花
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商品レビュー
4.2
115件のお客様レビュー
あきないの幸、澪つくしの澪にも言えるが、縁の口の固さに感じ入る。私には到底真似できない。 自分の気持ちをもう少し漏らしてくれれば、周りの人も楽だろうにと思うものの、その無口さが信頼になるのだろう。どこかあっさりした読み味となるのはこの為か。 作者本人もこの様なお人柄なのかも知れな...
あきないの幸、澪つくしの澪にも言えるが、縁の口の固さに感じ入る。私には到底真似できない。 自分の気持ちをもう少し漏らしてくれれば、周りの人も楽だろうにと思うものの、その無口さが信頼になるのだろう。どこかあっさりした読み味となるのはこの為か。 作者本人もこの様なお人柄なのかも知れないとふと思う。 湯灌師という特殊な仕事にのめり込む、しかも稀有な才能と閃きも併せ持ち、それが口伝で評判が広まっていき、そして物語が始まる。 あとがきにいずれ続編を執筆する旨書かれていたので楽しみである。
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高田さんの書籍に触れる度に 人とは何なのかと考えさせられる。 中でも今回は、仏説孝子教えに 触れ考える所 多々あった。
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今まで読んだ髙田郁作品で気に入らなかったものはなくて、果たしてデビュー作はいかに…?!と思ってたらやっぱり面白かったな。 ひとつ言えば、表紙が良くない、笑 少し想像と違った感じの進み方の連作短編だったけど、どの話も心にくるものがあった。 主人公お縁自身の話は1話目であっさり終わ...
今まで読んだ髙田郁作品で気に入らなかったものはなくて、果たしてデビュー作はいかに…?!と思ってたらやっぱり面白かったな。 ひとつ言えば、表紙が良くない、笑 少し想像と違った感じの進み方の連作短編だったけど、どの話も心にくるものがあった。 主人公お縁自身の話は1話目であっさり終わり、その後はお縁と周りで起きることの話。 お縁の話がズルズル引きずらずに1話目で収まってたのが案外良かったかもしれない。 湯灌というのも初めて知った。 その描写もあるけど気持ち悪くないし、お縁や正念の思いのこもった湯灌の場面が想像できて温かい気持ちになれる。 良い読書だったな。
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