商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 作品社 |
発売年月日 | 2011/01/15 |
JAN | 9784861823077 |
- 書籍
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国家債務危機
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国家債務危機
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国家財政からみた各国の歴史を、遠くくメソポタミア文明やギリシャ時代まで遡り、過剰な公的債務がもたらす危機を説く。 著者によれば、過剰な公的債務を解決する方法は、歴史的にみて以下の8つしかないという。 増税 歳出削減 経済成長 低金利 インフレ 戦争 外資導入 ...
国家財政からみた各国の歴史を、遠くくメソポタミア文明やギリシャ時代まで遡り、過剰な公的債務がもたらす危機を説く。 著者によれば、過剰な公的債務を解決する方法は、歴史的にみて以下の8つしかないという。 増税 歳出削減 経済成長 低金利 インフレ 戦争 外資導入 デフォルト このままいけば、主要先進国の財政破綻は免れないとして、ただちに経済成長を中心とした財政再建策をとるように説く。 日本については、この20年、何もしてこなかったという認識のようで、消費税率(2011年の出版当時は5%)のアップは絶対に必要だと主張している。 ただ、それだけで危機を回避できるレベルは、とっくに過ぎているようだ。
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ソブリンについて基礎的な理解を得るにはおすすめの内容だった。 ある程度知識のある人は中盤以降からの章で十分だと思う。
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2010年にギリシャ国債が暴落。本著の第1刷出版が2011年。必然、注目を浴びるのだが、そもそも我々は国債について、どれほど理解出来ているのだろうか。それが、国家主権や戦争とも密接に関わっている割に、正確に理解出来ていないのではないか。改めて勉強すべきだと手に取った。 きちんと...
2010年にギリシャ国債が暴落。本著の第1刷出版が2011年。必然、注目を浴びるのだが、そもそも我々は国債について、どれほど理解出来ているのだろうか。それが、国家主権や戦争とも密接に関わっている割に、正確に理解出来ていないのではないか。改めて勉強すべきだと手に取った。 きちんと理解したい疑問。例えば、よく言われる日本の国債は、国民の貯金でカバーてきる範囲だから、まだ安全だという意見。あるいは、なぜ先進国がこぞって借金大国になっているのに、世界経済が成立しているのか。はたまた、債務不履行のような所謂、帳消しは許されるのか。これらに回答のヒントを与えてくれる。突き詰めれば、予測不可能という結論にはなるのだが、本著は、国家の債務の歴史やデフォルトの事例から、教科書的な税金と利息と国債の関係まで、説明してくれる。ちなみに、ソブリンとは主権者の意味で、訳者もこだわる部分である。 そもそもジャック・アタリは世界的な経済学者である。基本的な教養としても読んだ方が良い。
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