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火星年代記 新版 ハヤカワ文庫SF
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火星年代記 新版 ハヤカワ文庫SF

レイブラッドベリ【著】, 小笠原豊樹【訳】

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火星年代記 新版 ハヤカワ文庫SF

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2010/07/15
JAN 9784150117641

火星年代記 新版

¥1,760

商品レビュー

4.1

111件のお客様レビュー

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2025/09/27

火星移住をテーマにした短編集のようで、 色んなモチーフが続々と出てくるけど、 しっかり時代とともに価値観の変遷が見られて… 最後の話が筋が通ったこの作品の総括になっており 読了後の納得感に満たされて、よかった。

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2025/07/29

近未来の話でもあるように感じた 悪とみなされた本を焼却される箇所は 現実に近いものを感じる。 実際 図書館から無くされる本 販売制限のかかる本などあると、 そういう団体があると聞いた。 私の敬愛する村上春樹氏の一部の作品も 対象とされる地域が(アメリカ)あるらしい 昨今 映像、書...

近未来の話でもあるように感じた 悪とみなされた本を焼却される箇所は 現実に近いものを感じる。 実際 図書館から無くされる本 販売制限のかかる本などあると、 そういう団体があると聞いた。 私の敬愛する村上春樹氏の一部の作品も 対象とされる地域が(アメリカ)あるらしい 昨今 映像、書籍、言動に制限がかかる 良い場合も多いが…と思ってしまう そして 人間の欲深さや 身勝手さ、結局は統治されてしまう所など 後半は気になるようになった 私はエイリアンが うようよ出てきて 戦うようなSFは 実は苦手 なので この作品にそういうエンタメ的な 生物が出てこなかったので 良かった ファンタジー的な 火星に住む人だけ それにしても… 現実に起こりえそうな展開に 結末に…少しだけ暗い気持ちになった 自分に出来ることをやろう どうか世界が 人との関わりが 平和なものでありますように。。。

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2025/05/04

新版で再読。旧版では年代が1999~2026年だったが、新版は2030~2057年、31年スライドしている。むかし読んだ時に感じた、SFなのに懐かしい感覚、既知感と未知感の綯い交ぜがよみがえる。 前書きで、ブラッドベリは一種の「種明かし」もしている。12歳の時から、週1作のショー...

新版で再読。旧版では年代が1999~2026年だったが、新版は2030~2057年、31年スライドしている。むかし読んだ時に感じた、SFなのに懐かしい感覚、既知感と未知感の綯い交ぜがよみがえる。 前書きで、ブラッドベリは一種の「種明かし」もしている。12歳の時から、週1作のショートストーリーのノルマを自分に課していたが、これだと長編には至らない。24歳の時に、シャーウッド・アンダーソンの掌篇集『ワインズバーグ、オハイオ』に出会い、そうかこれだと思ったという。オハイオを火星に変えて、掌篇たちを年代順に並べる。すると、アメリカ中西部のエピソードの集合が火星の植民・開拓・消滅のクロニクルになる! さあ、あとは持ち前のイマジネーションと詩的感性の発揮のしどころ。 でも、火星人とはいったいだれのことなのか。それが読者の宿題として残される。

Posted by ブクログ