商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2010/04/16 |
| JAN | 9784488103149 |
- 書籍
- 文庫
僧正殺人事件 S・S・ヴァン・ダイン全集
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僧正殺人事件 S・S・ヴァン・ダイン全集
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商品レビュー
3.8
61件のお客様レビュー
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うーん、控えめに言ってめちゃくちゃ凄いのでは? なにより見立て殺人の動機が原点にして頂点でしょこれ。容疑の押し付けの方ではなくて、無意味な童謡と殺人を結びつけることで、有意味だったはずの地上的な人間生活とやらを根本から破壊するという壮大なユーモアの方。犯人の造形からも説得力あるし、原点からこんなにぶっ飛んだの用意してるとは思ってなかったよ、すげえなヴァン・ダイン。今や忘れ去られてオタクしか読んでない作家らしいけど、またいつか長編制覇します…いつかね… 本格としては『グリーン家』には劣るけれど、童謡見立て殺人(大好き!)の元祖という偉大さから評価は甘めに。『そして誰もいなくなった』はこれがなくても生まれてただろうけど、『悪魔の手毬唄』や『山魔の如き嗤うもの』はひょっとするとなかったかもネ… という感謝も込めて。
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「見立て殺人」の始祖的作品ということで読んだ。マザーグースの歌になぞらえて殺人が行われる。 登場人物がかなり死んだのもあり、最終的に容疑者が教授、その弟子筋にあたる数学者の男性、教授の姪くらいしかいなかった。この弟子の数学者男が犯人かと思わせておいて(作中でもヴァンスがその体で話を進めていて)最後の問答をしているところで教授がワインを飲み死ぬ。教授が数学者男を犯人にするために仕立て上げた犯罪だったと判明する、という流れ。 序盤から捜査に顔を挟んできた数学者男が犯人かと思ってたら教授だったので驚いた。ひとつひとつの殺人はマザーグースの見立てがあるだけで、どの殺人も容疑者達なら可能な内容だった。タイプライターなどの証拠も家にあったし。 一番驚いたのはヴァンスが青酸カリが入ったワインに気づいていて、気づいた上でそれを数学者男のものとすりかえて教授に飲ませたことだ。教授が数学者男を自殺に見せかけて殺すつもりで入れた青酸カリで、教授自身が死んだ。そのワイングラスをすり替えたのはヴァンスという事実に驚いた。死なせてもいいかとヴァンスは思ったのだろうが、名探偵がそんな選択していいんだ、と驚いた。
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マザーグースと数学者 結びつきそうにない二つが、殺人事件という現実で出会う。 そもそも童謡にはホラーが潜んでいる。 ミステリーには合理的な結末が求められる。 意外にもこのふたつは相性が良いらしく、ミステリー小説の連続殺人事件の演出に、まま使われている。 この小説はその原点のひと...
マザーグースと数学者 結びつきそうにない二つが、殺人事件という現実で出会う。 そもそも童謡にはホラーが潜んでいる。 ミステリーには合理的な結末が求められる。 意外にもこのふたつは相性が良いらしく、ミステリー小説の連続殺人事件の演出に、まま使われている。 この小説はその原点のひとつらしい。 そんな目で見て、読んでみるのも楽しみのうちかも……
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