

商品詳細
内容紹介 | 人質は350万キロリットルのビールだ― ビール業界最大手・日之出麦酒の社長が誘拐される事件が発生。未曾有の企業テロはなぜ起きたのか?犯罪が犯罪を呼び、増殖し続けるレディ・ジョーカー事件。そして、合田刑事に待ち受ける驚愕の運命とは―男たちを呑み込む闇社会の凄絶な営みと暴力を描く、社会派ミステリーの大作! |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/03/27 |
JAN | 9784101347165 |
- 書籍
- 文庫
レディ・ジョーカー(上)
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レディ・ジョーカー(上)
¥825
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商品レビュー
3.8
103件のお客様レビュー
大学生の頃?その前に?読んだものを、20年以上経ってAmazonオーディブルで聴いたけど、かったるくなって休止。 つまらなくはないんだけど、進みがゆっくり…。 そのうち続きを聴こう…気が向いたら…。 昔読んだときは合田は年上だったのに、作中の合田は30前で、めっちゃ若いな! ...
大学生の頃?その前に?読んだものを、20年以上経ってAmazonオーディブルで聴いたけど、かったるくなって休止。 つまらなくはないんだけど、進みがゆっくり…。 そのうち続きを聴こう…気が向いたら…。 昔読んだときは合田は年上だったのに、作中の合田は30前で、めっちゃ若いな! 複雑な気分(^_^;)
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下巻まで、全部読んじゃいました。 特に後半は先が気になってどんどん読めました。 ある意味人生って、社会って、嫌なことばっかりです。 自分とは立場の違う人のことを想像する為にも、こういう本を読むのはいいことだと思います。 読み始めた頃から、最後どうなるんだろうと思っていたんですが、...
下巻まで、全部読んじゃいました。 特に後半は先が気になってどんどん読めました。 ある意味人生って、社会って、嫌なことばっかりです。 自分とは立場の違う人のことを想像する為にも、こういう本を読むのはいいことだと思います。 読み始めた頃から、最後どうなるんだろうと思っていたんですが、衝撃的でした。 映画化されているみたいなので、観てみます。
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日之出ビール社長 城山は帰宅直前に誘拐される。犯人グループは、競馬場で互いに知り合いになっていた男たち。障害児を持つ父親、孫を自殺で亡くした男、金融機関に勤める在日韓国人、工場勤務で指を無くした男、左遷された刑事など、それぞれ自分の人生に闇の部分を抱えたメンバーが動き出す。果たし...
日之出ビール社長 城山は帰宅直前に誘拐される。犯人グループは、競馬場で互いに知り合いになっていた男たち。障害児を持つ父親、孫を自殺で亡くした男、金融機関に勤める在日韓国人、工場勤務で指を無くした男、左遷された刑事など、それぞれ自分の人生に闇の部分を抱えたメンバーが動き出す。果たして犯人グループの目的は何か…。 高村薫氏による、社会派長編小説。上巻だけで文庫本500ページ。上巻では犯人グループのそれぞれの背景や、日之出ビールとの関わりなどが詳細に触れられており、城山社長が誘拐され、2日後に開放されるまでが描かれています。 小説の舞台は平成になって間もない1990年代前半。被差別部落、総会屋、等々の昭和の名残を色濃く残す、社会の裏側がストーリーの重要なキーワードになっていて、高村氏の重厚な文章と相まって読んでいると、どんどん暗く、沈んだ心境に引き込まれていきます。 何度か手に取りながら、「重苦しそう…」と敬遠して読まずにいたのですが、ついに手に取ってしまいました。予想にたがわぬ”重苦しさ”です。じっくり残りの2冊(中巻、下巻)を堪能しようと思います。毎日出版文化賞 受賞作品です。
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