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レディ・ジョーカー(上) の商品レビュー

3.8

111件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2026/03/15

空虚な日常、目を凝らせど見えぬ未来。五人の男は競馬場へと吹き寄せられた。未曾有の犯罪の前奏曲が響く――。その夜、合田警部補は日之出ビール社長・城山の誘拐を知る。彼の一報により、警視庁という名の冷たい機械が動き始めた。事件に昏い興奮を覚えた新聞記者たち。巨大企業は闇に浸食されている...

空虚な日常、目を凝らせど見えぬ未来。五人の男は競馬場へと吹き寄せられた。未曾有の犯罪の前奏曲が響く――。その夜、合田警部補は日之出ビール社長・城山の誘拐を知る。彼の一報により、警視庁という名の冷たい機械が動き始めた。事件に昏い興奮を覚えた新聞記者たち。巨大企業は闇に浸食されているのだ。ジャンルを超え屹立する、唯一無二の長篇小説。毎日出版文化賞受賞作。

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2026/02/28

冒頭はなんて重厚な文章なんだ!と一気に引き寄せられた。しかし、中盤から話が進まないで横道逸れまくってる感が強く、登場人物の視点が目まぐるしく変わり、苦労してやっと読み終えた感じだった。 話も横にどんどん広がっていくのだが、広がりっぱなしで回収は不十分だったし、登場人物の心理も嫌に...

冒頭はなんて重厚な文章なんだ!と一気に引き寄せられた。しかし、中盤から話が進まないで横道逸れまくってる感が強く、登場人物の視点が目まぐるしく変わり、苦労してやっと読み終えた感じだった。 話も横にどんどん広がっていくのだが、広がりっぱなしで回収は不十分だったし、登場人物の心理も嫌に難しい言い回しで表現しているのだが腹落ちしないものが多い。 だいぶ前に読んだマークスの山とかもっと読みやすいイメージだったので、この本は私に合わないという事だったんだろうと思う。作家さんの他の小説も読んでみたい。

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2026/02/08

今までの合田シリーズとは全然違う構成。 犯人、警察、報道、被害者と4つの立場がくっきりしていて、とても読みやすい。 次の展開が分からず、ドキドキする。

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2026/01/24

競馬大好きの寄せ集めの集団が、ビール会社を脅迫して、金を奪う話です。 スケールは壮大でキャラクターも個性があって良かったです。ですが、その分長いです。もう少し削げ落とせたんじゃないかなと思ってしまうところもありますが、十分楽しく読むことができました。

Posted byブクログ

2025/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高村薫の本を読むのはマークスの山以来だが、やはり私は上巻を読むのにすごく時間がかかる 展開が遅いし各パートの描写が仔細であまりにも隙がない情報量も多い 面白いけど疲れるから合間に別の本読んでたらこの本読み終わるまでに他の本4冊読み終わってた 時間かけすぎて前半の記憶薄くなってきてる 人物もめちゃくちゃ多い… 記者とか全然覚えようとしてないから自分なりにキャラ表まとめて愛着持った方が良さそう この先絶対面白いんだろうなと思うけど、腰が重い ここまであらゆる言葉を使いこなし、あらゆる分野の描写にこだわり抜いている人はあまりいないからすごい尊敬するし好きだけど

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2025/10/25

(上中下まとめた感想メモ) ▼高村薫さんは、特段の理由なく縁が無かったので。気軽にブックオフで買って読んだんですが、大変にオモシロく夢中になりました。山崎豊子さんもそうですが、小説的体力とでもいうべきものが、とにかくタフで強いです。 ▼森永・グリコ事件、を想像力で描いた犯罪物...

(上中下まとめた感想メモ) ▼高村薫さんは、特段の理由なく縁が無かったので。気軽にブックオフで買って読んだんですが、大変にオモシロく夢中になりました。山崎豊子さんもそうですが、小説的体力とでもいうべきものが、とにかくタフで強いです。 ▼森永・グリコ事件、を想像力で描いた犯罪物語。そして狙われる会社経営者の人間たちを描き、さらには犯人グループと対決する警察や、振り回される報道側の人々を描いた警察小説でもあります。贅沢です。本格派です。ちなみにこの小説では、業界はお菓子業界ではなく、日本最大のビールメーカーが標的になります。 ▼犯人グループの側の人物像をる。たれもが「職業的犯罪者」ではありません。ひとりひとりのままならない人生の物語を紡ぎ、そこに「動機」を醸成する。その「動機」が、「犯行決意」に昇華する瞬間の描き方が感動的。ここまでが、主に前半、上中下巻の「上巻」です。まずこれが圧巻の筆力だと思いました。すごい。パチパチ。 ▼主に中巻は、被害者側と警察側、報道側に視点を映しての、事件そのものの展開。読者だけが犯人を知っている。このドキドキ感。うまいなあ。  犯行の、一種の成功と、局面が露見・破綻への向かっていく下巻はもう、やめられない止まらない。その上、本題の犯罪だけではなく、むしろそれを出汁にして往時の(恐らくは現在も)わたしたちの社会の底流にひたひたと流れる裏社会と権力の闇、をも描いていきます。多くの川が合流して、奔流となって海に注ぎ込むような、大きな感情に包まれます。大好きな小説でした。 ▼犯人側、警察側、企業側、報道側。金持ちも貧乏人も、小説という装置で一枚めくると、それぞれの鬱屈と孤独感の中でじりじりと焼かれながら日々を生きている。国家や経済、そして組織という、時に明確に暴力すら伴う、わたしたちの暮らしを支えてもいる装置が、常に孕んでいる危うさや闇から、まなざしはぶれることなく突き進んでいきます。そしてフィクションとしての、一抹の救いも用意されている。的外れかも知れませんが、手塚治虫さんの作品世界を思わせる強靭で骨太な筆致でした。 合田さん、という刑事さんが中盤以降ほぼ主人公になります。物知らずでしたが、「合田刑事シリーズ」という流れがあり、その一環なんですね。他の作品も今後愉しんでいきたいと思います。

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2025/09/18

高村薫、合田雄一郎シリーズ第3弾。 日ノ出ビールの社長・城山が誘拐される。 城山が誘拐されるには伏線が… 犯人グループ『レディ・ジョーカー』は、20億円を要求する。 日ノ出ビール、350万キロリットルを人質にとって… 大森署・合田は、城山の誘拐のタイミングの良さから、現役警察官...

高村薫、合田雄一郎シリーズ第3弾。 日ノ出ビールの社長・城山が誘拐される。 城山が誘拐されるには伏線が… 犯人グループ『レディ・ジョーカー』は、20億円を要求する。 日ノ出ビール、350万キロリットルを人質にとって… 大森署・合田は、城山の誘拐のタイミングの良さから、現役警察官の関与を疑う… 長かった。 事件が起こるまでの伏線が… 同和問題から、誘拐事件の発生まで4年… さすが高村薫と言うべきか。 これぞ高村薫なんだろう。 この重厚感。 これからどうなっていくのか、まだ1/3。 まだまだ先は長い…

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2025/03/23

高村薫作品の初読み。読み始めてから合田さんのシリーズものだと気づいて後悔するも、本筋には影響ないみたいなのでこのまま読む。時代設定は今より少し前だけど、すごいリアル。

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2024/01/31

大学生の頃?その前に?読んだものを、20年以上経ってAmazonオーディブルで聴いたけど、かったるくなって休止。 つまらなくはないんだけど、進みがゆっくり…。 そのうち続きを聴こう…気が向いたら…。 昔読んだときは合田は年上だったのに、作中の合田は30前で、めっちゃ若いな! ...

大学生の頃?その前に?読んだものを、20年以上経ってAmazonオーディブルで聴いたけど、かったるくなって休止。 つまらなくはないんだけど、進みがゆっくり…。 そのうち続きを聴こう…気が向いたら…。 昔読んだときは合田は年上だったのに、作中の合田は30前で、めっちゃ若いな! 複雑な気分(^_^;)

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2023/12/27

下巻まで、全部読んじゃいました。 特に後半は先が気になってどんどん読めました。 ある意味人生って、社会って、嫌なことばっかりです。 自分とは立場の違う人のことを想像する為にも、こういう本を読むのはいいことだと思います。 読み始めた頃から、最後どうなるんだろうと思っていたんですが、...

下巻まで、全部読んじゃいました。 特に後半は先が気になってどんどん読めました。 ある意味人生って、社会って、嫌なことばっかりです。 自分とは立場の違う人のことを想像する為にも、こういう本を読むのはいいことだと思います。 読み始めた頃から、最後どうなるんだろうと思っていたんですが、衝撃的でした。 映画化されているみたいなので、観てみます。

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