商品詳細
| 内容紹介 | 「象の消滅」以来の、久々の村上春樹の自選短篇集!「たいていどれでも面白い」村上春樹の短編を24編も収録。あの名作「野球場」の作中小説の作品化も…!村上春樹の他短編集『カンガルー日和』『パン屋襲撃』『TVピープル』などもどうぞ。 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2009/11/27 |
| JAN | 9784103534242 |
- 書籍
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めくらやなぎと眠る女
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めくらやなぎと眠る女
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商品レビュー
4.2
95件のお客様レビュー
ちょうどよい長さの短編が24作品。どれも村上春樹好きには読みやすく、引き込まれていく作品ばかり。なかでも「ノルウェイの森」の下敷きになった「螢」、せつない出会いと別れの「偶然の旅人」、ハワイで命を落とした息子を偲ぶ「ハナレイ・ベイ」、最後にちょっとふざけた色を付けた「品川猿」、う...
ちょうどよい長さの短編が24作品。どれも村上春樹好きには読みやすく、引き込まれていく作品ばかり。なかでも「ノルウェイの森」の下敷きになった「螢」、せつない出会いと別れの「偶然の旅人」、ハワイで命を落とした息子を偲ぶ「ハナレイ・ベイ」、最後にちょっとふざけた色を付けた「品川猿」、うーん、読んでいて心地よい。
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2009/11/25 発行 NYで編集された英語版短編集の同じ構成のもの、24編。 書店で本を購入するときには、紙のカバーをかけて もらうようにしている。この本にかかっていたカバー は、もう廃業した駅前の本屋のもの。そして長い間、 手にとることなく部屋に積み上げられていた。 し...
2009/11/25 発行 NYで編集された英語版短編集の同じ構成のもの、24編。 書店で本を購入するときには、紙のカバーをかけて もらうようにしている。この本にかかっていたカバー は、もう廃業した駅前の本屋のもの。そして長い間、 手にとることなく部屋に積み上げられていた。 しおり代わりに使った新刊案内は2009/11であり、 当時、はじめの3,4編までは読んでいたようである。 2009/11の頃は、おそらく劇的に仕事が忙しく圧もあり 何かに逃げ込みたくて、いつもの村上さんの新刊を 買ったのだろう。短編集とはいえ500Pの本を 読み続ける気力も時間も当時はなかったのだと 思われる。翌年の3月末には訳あって円満退職し、 少しは休むことができたのだった。。 15年近くたって、やっと手に取って読み始めたが 村上さんは、いつものようにそこにいて、 物語を語り始める。15年前と変わらずに、待っていた かのようでもあり、普遍的である。 多くのストーリーは過去に読んだことがあるもの。 最後の物語は、名前を盗む「品川猿」。 「東京奇譚集」に収録されていたもので、 読んだことがあった。 さて、私の15年は、”盗まれた”ものだったのか? 猿も、小人も、羊男も、ねじまき鳥も、私は 見つけることはできないが、変らない村上さんの 物語に、私は15年前の多分つらかった時期のことと 強い気持ちを持っていただろうことを 思い出すことができたのでした。
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村上春樹の短編集。 全作面白い。なかなか読み進まないのだけど、少しでも読むと続きが気になって一編読む。時間を置いて、また一編読む。というように少しずつ読んだ。 1つ1つの作品が新しくて、自分が考えもつかない違った世界を見せてくれる。3-40年前に書いた話とは思えず、普遍的な小説だ...
村上春樹の短編集。 全作面白い。なかなか読み進まないのだけど、少しでも読むと続きが気になって一編読む。時間を置いて、また一編読む。というように少しずつ読んだ。 1つ1つの作品が新しくて、自分が考えもつかない違った世界を見せてくれる。3-40年前に書いた話とは思えず、普遍的な小説だと感じた。 最後の品川猿おもしろかったな。日常生活で起こったある問題を解決していく過程や会話が愉快で、そのとっぴょうしもない真相も興味深く読めてしまう。ハナレイベイもすごく良かった。 プロローグでは村上春樹の長編と短編を書く時の気持ちなどが書かれていて、なぜだか親近感を持てたのも良かった。
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