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めくらやなぎと眠る女
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内容紹介 | 「象の消滅」以来の、久々の村上春樹の自選短篇集!「たいていどれでも面白い」村上春樹の短編を24編も収録。あの名作「野球場」の作中小説の作品化も…!村上春樹の他短編集『カンガルー日和』『パン屋襲撃』『TVピープル』などもどうぞ。 |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/11/27 |
JAN | 9784103534242 |
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商品レビュー
4.2
91件のお客様レビュー
「象の消滅」と同じ体裁ですが、この本もお気に入りです。「バースディ・ガール」「とんがり焼きの盛衰」「偶然の旅人」が好き
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発売当初に買って本棚に置いたまま アニメ化とあってようやく読んでみる 自分の気持ちをあるがままに伝えることのできる人に出会えるのは奇跡、僥倖 自分を知らない誰かと出会って話をするっていい 本を読むのと似た感じがする
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ハイ、私はここ数ヶ月でどんどん村上春樹を好きになっている。これはもう否定のしようがない。 25年前にノルウェイの森を読んだ時はめちゃくちゃ苦手やったのに。そこからほとんど村上作品には手をつけられずにいたのに。 日本での散々な言われよう、叩かれように嫌気がさして海外で生活しながら...
ハイ、私はここ数ヶ月でどんどん村上春樹を好きになっている。これはもう否定のしようがない。 25年前にノルウェイの森を読んだ時はめちゃくちゃ苦手やったのに。そこからほとんど村上作品には手をつけられずにいたのに。 日本での散々な言われよう、叩かれように嫌気がさして海外で生活しながら執筆を続けていたという村上春樹。そんな時に何を思っていたのか、どこまで自身を振り返り、日本のそんな人たちをどんな思いで海外から見ていたのか。なんとなくこの短編集を読むと分かる気がして。苦しみや葛藤を乗り越え、海外で日本での人目や批評を気にしない生活では何が見えたのか、聞こえたのか、浮かんだのか。 ラストがモヤる短編がほとんどだけれど、嫌なモヤり方ではない。村上春樹が読者に向けてニヤっといかにも笑ってそうだなと。 ワールド、村上ワールド全開で、いつのまにかそのトリコになってる自分に気づいてこちらもニヤリ。 本はストーリーの面白さがいちばん。グイグイ引き込まれる勢いが文体にも会話にもストーリーにも欲しい!派だったけれど、村上作品に限ってはそこを求めずとも、なんか好きやなと思いながら読めてしまう自分がいて嬉しい発見だった。 全編通してとても美しい比喩が無数に散りばめられていて、それを読む(眺めると言った方が良いかもしれないほど美しい表現)だけでも価値ある短編集。 表紙もすごくかわいい。
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