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狼と香辛料(ⅩⅢ) Side Colors 3 電撃文庫
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狼と香辛料(ⅩⅢ) Side Colors 3 電撃文庫

支倉凍砂(著者)

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狼と香辛料(ⅩⅢ) Side Colors 3 電撃文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング
発売年月日 2009/11/01
JAN 9784048681407

狼と香辛料(ⅩⅢ)

¥748

商品レビュー

3.6

31件のお客様レビュー

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2021/12/26

今回は、短編三作と中編一作で構成されています。 短編は、いつものようなロレンスとホロのやりとりがえがかれています。特筆するような内容はありませんが、二人のあいかわらずの関係性がほほえましくなります。 中編「羊飼いと黒い騎士」は、ノーラの後日談を、牧羊犬エネクの視点からえがいた...

今回は、短編三作と中編一作で構成されています。 短編は、いつものようなロレンスとホロのやりとりがえがかれています。特筆するような内容はありませんが、二人のあいかわらずの関係性がほほえましくなります。 中編「羊飼いと黒い騎士」は、ノーラの後日談を、牧羊犬エネクの視点からえがいた、一風変わった趣向の作品になっています。仕立て屋になることをめざしてクスコフの町にたどり着いたノーラでしたが、人びとが出ていって活気をうしなった町には、彼女の望む仕事はありません。それでもノーラは、その町で新しい一歩を踏み出すことを決意するのですが、ちょっと結末を急ぎすぎた感じもあります。

Posted by ブクログ

2021/08/15

本編のサブキャラクターに焦点を当てた短編集です。特に主人公のロレンス(人間)ではなく、ホロ(狼)やエネク(犬)視点のストーリーは、夏目漱石の吾輩は猫であるを彷彿とさせるものであったように思います。それ以外は特筆すべき点はなく、いつも通り平坦な物語だった気がします。

Posted by ブクログ

2019/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集。 甘々なロレンスとホロの話3編と、元羊飼いノーラが、新しい街に行って次なる一歩を踏み出す話。 短編集での2人の話は物語の進行に応じてどんどん甘くなってくるイメージが。 [狼と桃のはちみつ漬け] 遂に出会ってしまった高級桃のはちみつ漬けを購入するために奮闘する話。 「二人で」やりたいとか、もう結婚してしまえ。 [狼と夕暮れ色の贈り物] 男避けに、狼避けの貨幣を首から下げさせる話。 態度が堂々としてきた感じが。 [狼と銀色のため息] 質の悪い狐の毛皮を示す値札を、そうとは知らず自慢のしっぽにつけてご満悦のホロが可愛い。 [羊飼いと黒い騎士] 羊飼いをやめたノーラが、服飾関係の職につこうと、疫病で人の減った村に来たら、ゴタゴタに巻き込まれて、教会の司祭につく話。 疫病で人が沢山死んだ→就きたい職に就くことが可能だ。と安易に考えてしまい、それはある意味正解なのかもしれないけれど、被害を受けた方としては生きるのに精一杯で軽い気持ちで来られても辛いわけで。 中々人生思い通りに行かないものだと思うけれど、無難な着地をしてくれたようで何より。

Posted by ブクログ

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