商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2009/10/30 |
| JAN | 9784488123062 |
- 書籍
- 文庫
ジャンピング・ジェニイ
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ジャンピング・ジェニイ
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商品レビュー
3.9
23件のお客様レビュー
迷探偵ロジャー・シェリンガム長編9作目■パーティの余興に用意された、絞首台と死体を模した藁人形に…■吊るされたのは、ロジャーが「これほど彼がいちゃつきたくない女性はこの世にいない」と思う女性、その行為は恐喝に等しい。読者としても、これは殺人か自殺なのか、まさか倒叙ミステリーかと困...
迷探偵ロジャー・シェリンガム長編9作目■パーティの余興に用意された、絞首台と死体を模した藁人形に…■吊るされたのは、ロジャーが「これほど彼がいちゃつきたくない女性はこの世にいない」と思う女性、その行為は恐喝に等しい。読者としても、これは殺人か自殺なのか、まさか倒叙ミステリーかと困惑させられる。誰もが善意で行動するのだが、大戦間期の常識や捜査知識が登場人物の行動原理に影響を与えることで、すれ違いコメディ的な味わいを生んでいる。作者の弄りに耐える探偵像も魅力的で、こんなに洗練された傑作が1933年刊とは驚きだ
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私が海外古典ミステリーに挑戦しようと検索しまくっていた頃、丁度東京創元社さんが新訳版ラッシュを迎えており、バークリー氏は「最上階の殺人」が新訳で発売されて間もなかったと記憶しております。 散々迷った挙句、私はあえてこちらの作品をわざわざ取り寄せて購入。 まず最初の印象と...
私が海外古典ミステリーに挑戦しようと検索しまくっていた頃、丁度東京創元社さんが新訳版ラッシュを迎えており、バークリー氏は「最上階の殺人」が新訳で発売されて間もなかったと記憶しております。 散々迷った挙句、私はあえてこちらの作品をわざわざ取り寄せて購入。 まず最初の印象と致しましては「とにかく、被害者がとんでもない女!!!」 よくもまあ此処までの酷い人物を生み出したものだと、其処に感心してしまった次第であります(笑)。 本作の探偵役は、作家の「ロジャー・シェリンガム」。彼がまた、何と言ったらいいのか…。 完璧にビシッと推理を決めるタイプではなく、陽気で社交的ではあるもののお喋り好きで少々お間抜けな面もあったりと…まあ、憎めないキャラクターではあるのですが(笑)。 他の各SNSの皆様のレビューによれば、ロジャーの推理は作品を追う毎に酷くなっている(笑)そうで、所謂「迷」探偵と言う立ち位置で初期作品からあえて書かれているそうであります。 また機会があれば、他の作品も読んでみたいと思っております。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ロジャー・シェリンガムもの9作目。 小説家ロナルド・ストラットンの屋敷で、招待客が有名な犯罪者&犠牲者に扮して集まるパーティが開催されます。 ロジャー・シェリンガムも参加した、その〈殺人者と犠牲者〉パーティが終わる頃、余興として屋上に設置された「絞首台」の模型から、本物の死体がぶら下がっているのが発見されて・・。 まさに、バークリー節炸裂の本作。 亡くなったのは、その自己顕示欲モンスターっぷりで皆から嫌われていた、主催者ロナルドの義妹・イーナ。 死亡時の状態から自殺かと思われていたところ、現場となった屋上をウロついていたロジャーが、ふと目にした“これって自殺ではなく殺人では…?”と思わせる証拠を発見。 で、彼独特の倫理観(?)により、いらんことをしてしまったことから、ロジャーのドタバタ劇は幕を開けますw そこからのロジャーの行動は、真相を追及する名探偵というより、証拠隠滅を図る犯罪者の所行そのもので、小細工すればするほど自分の首を締めていく状況にホンマに何やってんだか・・(-_-;)と、呆れつつ、「ところで、誰がその犯罪を犯したか全然知らなくても、事後従犯ということになるのかな…」と心中ボヤきながら涙ぐましい無駄骨を折り続けるロジャーが滑稽過ぎて笑いを禁じ得なかった私です。 因みに、読者側からすればイーナの亡くなった時の場面を読んでいるので、“犯人”を知っているつもりだったのですが、いやぁ、見事にバークリーに騙されましたね~・・ラストで驚きの真相をぶっこんできましたよ! 最後の一行で唖然とさせられて終了!っていう・・何だか、ロジャーものって、このパターン多いですよね~(;'∀') ということで、今回はいつも以上に迷走した「ロジャー・シェリンガム劇場」を堪能させて頂きました。 (冒頭の「ロジャー・シェリンガムについて」も、ロジャー取説的な親切さで良き♪) そして・・頑張れロジャー・シェリンガム!!(お約束)
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