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戒厳令下チリ潜入記 岩波新書
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戒厳令下チリ潜入記 岩波新書

ガブリエル・ガルシア・マルケス(著者), 後藤政子(訳者)

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戒厳令下チリ潜入記 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1986/12/19
JAN 9784004203599

戒厳令下チリ潜入記

¥814

商品レビュー

4

15件のお客様レビュー

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2024/06/30

アジェンデが大統領に就任したのは1970年。議会制に基づく社会主義を目指した世界で最初の政府となった。しかしながら73年、軍のクーデターによって政権は崩壊。ピノチェト政権が成立した。

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2022/03/10

ガルシアマルケス 戒厳令下チリ潜入記 ピノチェト独裁政権下のチリに潜入した映画監督の言動を記録したノンフィクション。映画監督の言動を通して、民衆に浸透した恐怖政治の様子がわかる 文体は 直接 軍事政権批判してはいないが、監視された民衆の沈黙や諦めの心情をうまく描写していると思...

ガルシアマルケス 戒厳令下チリ潜入記 ピノチェト独裁政権下のチリに潜入した映画監督の言動を記録したノンフィクション。映画監督の言動を通して、民衆に浸透した恐怖政治の様子がわかる 文体は 直接 軍事政権批判してはいないが、監視された民衆の沈黙や諦めの心情をうまく描写していると思う ジャーナリズムと異なり、映画や本による政権批判は、編集や削除が少ない分、多数の現地居住者の意見が反映しやすくメッセージも伝わりやすい この本を読んで感じたのは *世界を変えるなら、自分の専門分野や得意分野を用いるべき *政府寄りのジャーナリズムには、存在価値がないということ

Posted by ブクログ

2020/05/29

『コレラの時代の愛』に続いてG・ガルシア=マルケス。これもめちゃくちゃ面白かった! チリのこと全然知らないから調べないとあかんなーとは思ったけど、ネルーダとかイザベル・アジェンデは知ってた。イザベル・アジェンデは本も読んでるし。アジェンデ大統領が1973/9/11にテロで殺された...

『コレラの時代の愛』に続いてG・ガルシア=マルケス。これもめちゃくちゃ面白かった! チリのこと全然知らないから調べないとあかんなーとは思ったけど、ネルーダとかイザベル・アジェンデは知ってた。イザベル・アジェンデは本も読んでるし。アジェンデ大統領が1973/9/11にテロで殺されたとか、ネルーダがそのあと病院で病気が悪化して亡くなってから12年後。映画監督のミゲル・リティンが変装してチリに潜入する。そのときのことをG・ガルシア=マルケスがミゲル・リティンから聞いて書き起こしたのがこの本なんやけど、社会主義政権もよくわかんないけどクーデターでピノチェトが独裁するようになってそこへミゲル・リティンは潜入するわけで、そういうのってほんまに命懸けだしのほほんとしてる日本人ではほんまのことは理解できないのかもだけど、今ならちょっとはわかる気がする。ちゃんと声をあげていかないとダメだってこと。流されない自分の頭で考えろ独裁政治は許さないってことを強く強く思ったわけです。この本はスリルいっぱいだし映画みてるみたいで面白いのでお薦めします!!

Posted by ブクログ

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