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戒厳令下チリ潜入記 の商品レビュー

4.1

14件のお客様レビュー

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2024/06/30

アジェンデが大統領に就任したのは1970年。議会制に基づく社会主義を目指した世界で最初の政府となった。しかしながら73年、軍のクーデターによって政権は崩壊。ピノチェト政権が成立した。

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2020/05/29

『コレラの時代の愛』に続いてG・ガルシア=マルケス。これもめちゃくちゃ面白かった! チリのこと全然知らないから調べないとあかんなーとは思ったけど、ネルーダとかイザベル・アジェンデは知ってた。イザベル・アジェンデは本も読んでるし。アジェンデ大統領が1973/9/11にテロで殺された...

『コレラの時代の愛』に続いてG・ガルシア=マルケス。これもめちゃくちゃ面白かった! チリのこと全然知らないから調べないとあかんなーとは思ったけど、ネルーダとかイザベル・アジェンデは知ってた。イザベル・アジェンデは本も読んでるし。アジェンデ大統領が1973/9/11にテロで殺されたとか、ネルーダがそのあと病院で病気が悪化して亡くなってから12年後。映画監督のミゲル・リティンが変装してチリに潜入する。そのときのことをG・ガルシア=マルケスがミゲル・リティンから聞いて書き起こしたのがこの本なんやけど、社会主義政権もよくわかんないけどクーデターでピノチェトが独裁するようになってそこへミゲル・リティンは潜入するわけで、そういうのってほんまに命懸けだしのほほんとしてる日本人ではほんまのことは理解できないのかもだけど、今ならちょっとはわかる気がする。ちゃんと声をあげていかないとダメだってこと。流されない自分の頭で考えろ独裁政治は許さないってことを強く強く思ったわけです。この本はスリルいっぱいだし映画みてるみたいで面白いのでお薦めします!!

Posted byブクログ

2017/05/07

もの凄くおもしろかった! さすがノーベル賞作家ガルシア・マルケス。インタビューに基づいたルポルタージュのはずなんだが、まるで一級の冒険スパイ小説。 チリに住んでる上流階級のおばあちゃんが過激で素敵だった。 読後思わずチリの政治史をググった。人それぞれのように国それぞれ。いいなぁ~...

もの凄くおもしろかった! さすがノーベル賞作家ガルシア・マルケス。インタビューに基づいたルポルタージュのはずなんだが、まるで一級の冒険スパイ小説。 チリに住んでる上流階級のおばあちゃんが過激で素敵だった。 読後思わずチリの政治史をググった。人それぞれのように国それぞれ。いいなぁ~ Mahalo

Posted byブクログ

2016/09/26

ピノチェト時代の戒厳令下、チリに潜入した映画監督の「冒険談」を文豪 ガルシア・マルケスが記録したもの。ピノチェトが行ったネオリベ的な経済政策による表面上の繁栄と大多数の貧困、秘密警察による弾圧とそれに反逆するレジスタンスの活動が描かれています。地名などがなじみがないので今ひとつ状...

ピノチェト時代の戒厳令下、チリに潜入した映画監督の「冒険談」を文豪 ガルシア・マルケスが記録したもの。ピノチェトが行ったネオリベ的な経済政策による表面上の繁栄と大多数の貧困、秘密警察による弾圧とそれに反逆するレジスタンスの活動が描かれています。地名などがなじみがないので今ひとつ状況はわかりにくかったですが、宮殿を撮影していたクルーの目の前をピノチェトが通り過ぎる場面など、結構緊迫感もあります。それにしても生きるか死ぬかの状況なんですが、結構いろんな人から普通に匿ってもらったり、ある意味抑圧する方も反逆する方もラテンですね・・

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2014/03/16

ルポルタージュ作品ながら隠しても隠し切れないマルケスの語り口の妙と、チリ市民の抑圧された姿を映した写真が深く印象に残る。(特に15pの、口にテープを張って言論弾圧に抗議する女性たちの姿には、息をのんだ)

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2013/08/22

 戒厳令下のわりに、まったく緊迫感が感じられませんでした。お母さんに会いに行ったりして。また取り締まる側の国家警察の人たちが、全員やたらとイケメンな所なども、そう感じさせました。これは、普通の映画ではないのか?  コンセプシオンと言う都市名に、聞き覚えがあるのですが、どうしても思...

 戒厳令下のわりに、まったく緊迫感が感じられませんでした。お母さんに会いに行ったりして。また取り締まる側の国家警察の人たちが、全員やたらとイケメンな所なども、そう感じさせました。これは、普通の映画ではないのか?  コンセプシオンと言う都市名に、聞き覚えがあるのですが、どうしても思い出せないのが、心残りでした。

Posted byブクログ

2013/02/22

チリの内情は全然知らないんだけど、確かにこの物語だけでも十分にスリリング。映画俳優以上に映画俳優らしい映画監督って感じ。ってか、いまブクログで見て初めて知ったけど、日本でもVHSでは出てるんですね。

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2012/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミゲルリティンという映画監督の潜入を取材した記録。 現地報告(reportage)を文学作家が書いているところが読み易い。 チリに行ったことがないので、今一歩理解が進んでいない。 産業,文化,経済などについて勉強してからまた読みます。 チリのその時の状況と,その後の変革の基礎を提供しようとしている。 変装前と変装後の写真がある。 近影と遠影と状況が違うので分かりにくいかも。

Posted byブクログ

2011/09/08

すばらしいノンフィクション。スパイ映画のような・・などと評したくなりますが危険と悲壮感を伴う、この行動にそのような言葉は失礼かも。マルケスの客観的な文章がいつもとまったく異なりますが、さすがに元ジャーナリスト。 感動の一作でした。

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2017/08/15

 世界で初めて革命によらず、選挙によって社会主義国家となったチリ。しかしその政権は短命に終わり、ピノチェトによる長い軍事独裁政権が続きます。その戒厳令下のチリに身分を偽り乗り込んだ映画監督の姿を追い、国内情勢を取材したノンフィクションです。  当時のチリは比較的経済力もあったので...

 世界で初めて革命によらず、選挙によって社会主義国家となったチリ。しかしその政権は短命に終わり、ピノチェトによる長い軍事独裁政権が続きます。その戒厳令下のチリに身分を偽り乗り込んだ映画監督の姿を追い、国内情勢を取材したノンフィクションです。  当時のチリは比較的経済力もあったので、国民生活が貧しいわけではなく、一見すると平和そうですが、誰も彼も疑心暗鬼で過ごしているような重苦しい雰囲気が伝わってきます。身分がばれそうになったり、ギリギリのスリリングな場面もあり、ガルシア・マルケスの筆使いが緊迫感を出しています。    映画は残念ながら見た事はありません。  

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