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妻を帽子とまちがえた男 ハヤカワ文庫NF
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妻を帽子とまちがえた男 ハヤカワ文庫NF

オリヴァーサックス【著】, 高見幸郎, 金沢泰子【訳】

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妻を帽子とまちがえた男 ハヤカワ文庫NF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2009/07/15
JAN 9784150503536

妻を帽子とまちがえた男

¥1,056

商品レビュー

3.8

47件のお客様レビュー

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2025/11/23

脳に対して障害がある人の症例を集めたエッセイ集である。原書は1992年に発売されたモノであり、文庫になったのも2009年と割かし古いが、脳の機能について示唆を与える事象が数多く記されており、興味深い内容だった。

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2025/10/29

妻を帽子と間違えた男 オリバーサックス 晶文社 オリバーは1933年に生まれた精神科医で この本は記憶についての臨床的実例と それに関する考察を書き綴ったモノである 記憶が部分的に消えてしまう症状 多くは事故による脳の障害らしいが 年齢と共に起こる疲労でもあるのだろうか? 老害の...

妻を帽子と間違えた男 オリバーサックス 晶文社 オリバーは1933年に生まれた精神科医で この本は記憶についての臨床的実例と それに関する考察を書き綴ったモノである 記憶が部分的に消えてしまう症状 多くは事故による脳の障害らしいが 年齢と共に起こる疲労でもあるのだろうか? 老害の一つの症状でもあるらしい 誰でも大なり小なり忘れるということがあるけれど それがまとまって起こるのが健忘症であり痴呆である 事故で起こるのは悲しいことだが 老衰で起こるのはそれなりに全体的な症状なのでさみしさはあるものの 大きなショックや狂気となることはない 自分に起こる健忘症もさることながら 知人が減り付き合いが遠のき 社会的に過去が消えていくという寂しさも重なって地平が視界の多くを占めるのも 哀れをもよおすものだ 別れは寂しいがその先にある出合いを思えば好奇心が湧き上がるというものだ この摩擦界における体験の旅も フェードアウトして行くのが それもちょっとステップが大きいだけで あの世へのヴェストフライディングなのだろう

Posted by ブクログ

2025/06/10

脳神経科医のサックス博士が出会った奇妙でふしぎな症状を抱える患者たちのお話。 特に印象的だったのは、双子の兄弟の話。彼らだけにわかるルールでコミュニケーションをする。その描写が双子だけの静かな世界をあらわしていて、引き込まれた。 考えると、私たちは当然のように「言葉」を使って...

脳神経科医のサックス博士が出会った奇妙でふしぎな症状を抱える患者たちのお話。 特に印象的だったのは、双子の兄弟の話。彼らだけにわかるルールでコミュニケーションをする。その描写が双子だけの静かな世界をあらわしていて、引き込まれた。 考えると、私たちは当然のように「言葉」を使ってコミュニケーションをするけれど、「言葉」にすることが苦手な人もいるし、「言葉」以外のコミュニケーションがあってもいいのでは、と思ったり。

Posted by ブクログ