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スリー・パインズ村と運命の女神 ランダムハウス講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ランダムハウス講談社 |
発売年月日 | 2009/06/12 |
JAN | 9784270103012 |
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スリー・パインズ村と運命の女神
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スリー・パインズ村と運命の女神
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
ガマシュ警部シリーズ第2作。 カナダの静かな小村を舞台としたミステリ。1作目と同様に、巧みな風景描写、個性的な村人たちが織り成す複雑な人間ドラマにぐいぐい引きこまれる。今回は警察内部の陰湿な事情も見え隠れし、ストーリーに厚みが増した感じ。アガサ賞最優秀長編賞受賞が納得できる秀作...
ガマシュ警部シリーズ第2作。 カナダの静かな小村を舞台としたミステリ。1作目と同様に、巧みな風景描写、個性的な村人たちが織り成す複雑な人間ドラマにぐいぐい引きこまれる。今回は警察内部の陰湿な事情も見え隠れし、ストーリーに厚みが増した感じ。アガサ賞最優秀長編賞受賞が納得できる秀作だ。
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カーリングの試合の最中に凍った湖の上で女性が突然死んだ。大勢の観客がいたにもかかわらず、目撃者ナシに不審を抱くガマシュ警部は捜査を始める。 ガマシュ警部シリーズ2作目。 小さな村でそんなに事件を起こして大丈夫なのか?と思ったり。 1作目に出てきたキャラクタが再登場するあたりが楽...
カーリングの試合の最中に凍った湖の上で女性が突然死んだ。大勢の観客がいたにもかかわらず、目撃者ナシに不審を抱くガマシュ警部は捜査を始める。 ガマシュ警部シリーズ2作目。 小さな村でそんなに事件を起こして大丈夫なのか?と思ったり。 1作目に出てきたキャラクタが再登場するあたりが楽しかったり。 カナダのクリスマスの風景がいい感じで描かれている。 特に深夜の火事に村中総出で当たるところなど、小さな村ならでは。 事件の真相は暗いけど、きちんと動機が浮かび上がるように描かれていて読み応えあり。 ガマシュの部下として出てくる自分勝手な女性ニコルの考えや行動にイライラさせられるんだけど、これいずれは彼女の成長物語の側面も持ち合わせていくんかなー? 大きな物語が仕組まれているようなので、それはそれで楽しみなんだけど、現段階ではニコルに嫌なイメージしか持てなくて、出来ることならそでに下がって欲しいんだけど。
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ガマシュ警部シリーズの2作目。1作目がとても好きな作風だったのでかなり期待して読み、満足して読了。ケベックを舞台にした本格ミステリ。ちょっとじれったくなるくらいのじんわりした静かな語り口で登場人物が書き込まれていてシリーズを続けて読むほどに楽しくなってきます。全貌はまだ語られない...
ガマシュ警部シリーズの2作目。1作目がとても好きな作風だったのでかなり期待して読み、満足して読了。ケベックを舞台にした本格ミステリ。ちょっとじれったくなるくらいのじんわりした静かな語り口で登場人物が書き込まれていてシリーズを続けて読むほどに楽しくなってきます。全貌はまだ語られないものの、信念の人ガマシュ警部が警察組織の中では不穏分子と見られ、その危うさを本人も察しながら、疑いも持ちながら、それでも自らの信念や周囲への信頼を胸に愚直なまでに自分の道をゆこうとする様と、外堀を埋めるようにひそかに進行しつつある政治的な陰謀の影が見え隠れし、シリーズを通した長いスパンでその対決がゲドと影との戦いとかジェダイのダーク・フォースとの戦いを彷彿とさせる感じで、これからいったいどうなってゆくのか、すごく気になります。現代のクリスティーの異名に納得の作品。大変おもしろかったです。
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