商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/06/09 |
JAN | 9784167673031 |
- 書籍
- 文庫
モノレールねこ
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モノレールねこ
¥704
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商品レビュー
3.8
169件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
モノレールねこ 人と人(物語によっては人と生き物)の絆、思いやりの物語です。 表題作の「モノレールねこ」は、不細工で太っていて塀の上で寝そべっている際に両脇に腹の肉が垂れていることからモノレールねこの首輪を通じた文通をしている相手が付けた名前です。不細工な野良猫を通した接点で繋がっている二人ですが。。。ラストが予想できるところが今ひとつでしょうか? 他に、ダメ男が出てくる短編が2編ありますが、この落ちはいただけないと竹蔵は思います。 最後の「バルタン最後の日」は、ザリガニと家族の絆ではなく、いじめられている息子とそれを何とかしようとする両親の絆のお話です。でも、けなげなバルタンにも着目してあげて下さい。この話しで、ザリガニを飼う際には空気ポンプが必須ということをはじめて知りました。どうりでうちのバルタン達は短命であったわけだ。。。合掌。 全体的に残念ながら竹蔵が心を動かされた物語はありませんでした。 竹蔵
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<再登録>猫の首輪に挟んだメモから文通がはじまる表題作はじめ、不器用で優しい8篇を収録した短編集。 適齢期を過ぎた女性と、婚約者が忘れられない男性とその婚約者の幽霊との奇妙な偽装結婚を描いた「シンデレラの城」、死んだ子供が忘れられず毎年同じホテルに宿泊する女性を描いた「セイムタイ...
<再登録>猫の首輪に挟んだメモから文通がはじまる表題作はじめ、不器用で優しい8篇を収録した短編集。 適齢期を過ぎた女性と、婚約者が忘れられない男性とその婚約者の幽霊との奇妙な偽装結婚を描いた「シンデレラの城」、死んだ子供が忘れられず毎年同じホテルに宿泊する女性を描いた「セイムタイム・ネクストイヤー」がよかった。
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今回はミステリ色は薄めの、家族や友人との物語。 少しダメな人達が次々と出てきますが、最後はニンマリまとまります。 "バルタン最後の日"が出色ですが、私がオジサンのせいか、他のダメなオジサンや父親の話にかなり惹かれました(笑)
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