商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2009/05/20 |
JAN | 9784334745844 |
- 書籍
- 文庫
猫島ハウスの騒動
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猫島ハウスの騒動
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商品レビュー
3.5
30件のお客様レビュー
暑い。猫も杓子も炎暑に焼かれ熱いブリキの上の猫状態。で、ふと気がついた。 かつて私は年間10冊は若竹七海を読もう、と誓いを立てた。ファンを任ずるには、そのペースではないとダメだと思ったからである。ところが、気がつけば2年間ご無沙汰。葉村晶シリーズはあと1冊残っているし、葉崎市シリ...
暑い。猫も杓子も炎暑に焼かれ熱いブリキの上の猫状態。で、ふと気がついた。 かつて私は年間10冊は若竹七海を読もう、と誓いを立てた。ファンを任ずるには、そのペースではないとダメだと思ったからである。ところが、気がつけば2年間ご無沙汰。葉村晶シリーズはあと1冊残っているし、葉崎市シリーズは4冊しか読んでない(あと4冊)。せめてシリーズモンだけでも踏破しておかないと猫の恩返しもできない。 で、手に取った(電子書籍だけど)。葉崎市シリーズの私的に5冊目。舞台と若干人物が被るだけで、完全に独立しているミステリ。 うーむ、なく猫はネズミを捕らぬ。せめて7月27日から8月5日にかけてのお話なので、それまでにレビューしようと思ったのだけど、全く進まなかった。 湘南江の島のようなところが、猫天国の観光地になっているのだけど、そこで連続殺人事件が起きるという話。語り口こそは明るくやさしいけど、若竹七海さんなので、かなり複雑、かつダーク。私には猫に小判、理解が追いつかない。 猫が肥えれば鰹節が痩せる、上手の猫が爪を隠す。犯人もトリックも、わたしには見つけられない。誰が猫の首に鈴をつけて、解決に導くのか、さっぱりわからないまま、台風のクライマックスを迎えて大団円した。もちろん、1番最後のページには、とっくの昔に藪入りしたと思われていた大金の行方の謎解きを、ポリス猫DCくんがしてくれている。迷猫入りである。 ※猫格言は、本書の目次から採りました(^^;)。
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読んでいる最中も、読み終えてからも変に重たくならないのがいい。修学旅行で何があったのかが気になるなぁ。
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葉崎シリーズ第4弾。猫がたくさん暮らしている島、通称「猫島」を舞台にしたコージーミステリ。まったりとした雰囲気を漂わせながら、その実、殺人事件や覚せい剤、はてには過去の三億円強奪事件まで絡んでくる。登場人物は一癖も二癖もあってそれがさらに謎を引き立てていく。七瀬巡査の受難は続く。
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