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世界の歴史(22)
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世界の歴史(22)
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
図書館で借りた。 世界の歴史シリーズ22巻目は近代ヨーロッパ。前巻がフランス革命でいよいよ近現代になってきたなというところ。本書は「革命の話はしたので、置いておいて…」ではなく、その革命の影響から多々話が広がる。それだけフランス革命というのは欧州諸国に影響があったということなのだ...
図書館で借りた。 世界の歴史シリーズ22巻目は近代ヨーロッパ。前巻がフランス革命でいよいよ近現代になってきたなというところ。本書は「革命の話はしたので、置いておいて…」ではなく、その革命の影響から多々話が広がる。それだけフランス革命というのは欧州諸国に影響があったということなのだろう。 話によっては20世紀、第一次世界大戦にまで進む。18世紀から20世紀にかけての主に仏独伊露英の5ヶ国を中心に嵐のような近代史を学べる概説書だ。 個人的に新しい発見だったのは、ロシアのパーヴェル1世だ。ピョートル3世の"大人になれない子ども皇帝"、それを殺し後に就いたエカチェリーナ2世、そこまでは覚えていたがその子パーヴェル1世が反エカチェリーナ2世となり国を進めようとしたという事実は意外で興味深かった。残念ながら5年も持たずに殺されてしまうが、どんなに異常であっても反動で動く政治力学というものがあることを学べた。
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近代ヨーロッパ イタリア・ドイツ統一 ロシア革命への道 近代イギリス・フランス 難易度 中 感動☆☆☆☆☆ 涙線☆☆☆☆☆ 興奮☆☆☆☆☆ 感心★★★☆☆ 伏線☆☆☆☆☆
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19世紀ヨーロッパがたどった輝ける「近代化」は、光と影が交錯する屈折に満ちた時代であった。流血の政治革命、国家統一の歓喜、陶酔をもたらす帝国主義、そして急速な工業化。自由主義の惑いのなか、諸国民国家が形成されていくさまを、複眼的に描き出す。
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