商品詳細
内容紹介 | 海を渡る全ての風は目印を見つけたかのように、彼の掌の温もりを求めて吸い寄せられる――不思議な楽器を演奏する恋人の弟との出会いを暖かな筆致で描く「海」、奇妙な老人から思いがけない人生の秘訣を授かる少年を描く「ガイド」など、『博士の愛した数式』の前後に書いた7つの短編をまとめた玉手箱のような小説集。 |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/02/28 |
JAN | 9784101215242 |
- 書籍
- 文庫
海
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海
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商品レビュー
3.9
181件のお客様レビュー
ぜひ読んでみてください
小川洋子さんの丁寧な文章にいつも感動します。 この『海』は短編集ですが静かに展開していきます。 小川洋子さんの小説は、なぜか読み終わったあとに心がきれいになった感じがします。 個人的には「バタフライ和文タイプ事務所」がおもしろかったです。
haha
動物のドキュメンタリーを見なければ眠れない「小さな弟」と海風を受けて初めて音が鳴る鳴鱗琴。表題作「海」を含めた短編7編すべてに散りばめられた小川洋子さんらしい美しい文章が胸に残りました。
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#海 #小川洋子 さん #読了 真冬の朝の冷たい空気に触れているような空気感。生々しく色鮮やかな死生観が漂うが清々しい。読んでるとふわふわと静かに浮遊しているような心地にもなるが、それでいてピシャリと冷水を浴びせられるような厳しさもある。異国感漂う、不条理で不思議な空想の物語6...
#海 #小川洋子 さん #読了 真冬の朝の冷たい空気に触れているような空気感。生々しく色鮮やかな死生観が漂うが清々しい。読んでるとふわふわと静かに浮遊しているような心地にもなるが、それでいてピシャリと冷水を浴びせられるような厳しさもある。異国感漂う、不条理で不思議な空想の物語6編。
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