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罪と罰(下) 角川文庫
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罪と罰(下) 角川文庫

ドストエフスキー【著】, 米川正夫【訳】

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罪と罰(下) 角川文庫

968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2008/11/21
JAN 9784042087182

罪と罰(下)

¥968

商品レビュー

3.7

13件のお客様レビュー

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2024/10/16

やっと読み終わった〜 現代文学に慣れた自分にはかなり読みづらい。 演劇の脚本かと思うような言い回しは良いとしても、ラスコーリニコフが選民思想を持っていることが上巻の後半に出てくるなんて分かりにくすぎる。コレが分かってないと単なる金目当ての殺人犯としか理解できない気がするが… ロシ...

やっと読み終わった〜 現代文学に慣れた自分にはかなり読みづらい。 演劇の脚本かと思うような言い回しは良いとしても、ラスコーリニコフが選民思想を持っていることが上巻の後半に出てくるなんて分かりにくすぎる。コレが分かってないと単なる金目当ての殺人犯としか理解できない気がするが… ロシアでも葬式の後に精進落としをやるんだぁ、などが知れたのは面白かった。 しかし、本書を高校生で読んで影響を受けた、という方々とは何が違うのだろう?などとどうでも良いことで人と比べてしまったり… 殺人者の心理、殺したのは悪魔で僕じゃない,僕は自分を殺したんだ、永久に自分を殺してしまったんだ

Posted by ブクログ

2024/03/10

現在はパブリックドメインで青空文庫(https://www.aozora.gr.jp/cards/000363/card56656.html )にも載っている米川正夫訳で一気読み。〈ちょっ、〉という発話が出る度にツボる。スヴィドリガイロフの死の前の幻惑している場面が印象に残る。ラ...

現在はパブリックドメインで青空文庫(https://www.aozora.gr.jp/cards/000363/card56656.html )にも載っている米川正夫訳で一気読み。〈ちょっ、〉という発話が出る度にツボる。スヴィドリガイロフの死の前の幻惑している場面が印象に残る。ラスコーリニコフは罪について、明確な反省をみせない。彼の傲慢と自意識の強さが全体の要かも。〈これからどんなに限りない愛をもって彼女のいっさいの苦痛をあがなうかを、自分で知っていた〉と終盤で書かれる。色々な考察を参照しなければと思う。

Posted by ブクログ

2023/03/26

貧しい大学生ラスコーリニコフが高利貸しの老婆アリョーナを殺害し、その後判事のポルフィーリーに追い詰められながらソーニャの優しい心に触れることで自首することとなる。殺害の理由としては選ばれた非凡人は凡人のための規約は踏み越えられるという個人主義や貧困から抜け出すための資金を得るため...

貧しい大学生ラスコーリニコフが高利貸しの老婆アリョーナを殺害し、その後判事のポルフィーリーに追い詰められながらソーニャの優しい心に触れることで自首することとなる。殺害の理由としては選ばれた非凡人は凡人のための規約は踏み越えられるという個人主義や貧困から抜け出すための資金を得るために行われた。ロシアでは関係性によって人の呼び方が変わるので同一人物でも名前が違うことがあり読んでてわかりにくくかった。最初の方のマルメラードフと主人公の会話はほんとにわかりにくい。

Posted by ブクログ

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