商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青林工藝舎 |
発売年月日 | 2008/10/01 |
JAN | 9784883792719 |
- コミック
- 青林工藝舎
救済の日
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救済の日
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
地獄よりずっと読みやすいね。 他も読んでみないと、作品によってどうテイストが変わるのかわからないけど。
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目覚めたら最終戦争が起きていた…という始まりから、主人公の逃避が始まる。主人公はどんなことがあっても自分からは行動しない。とりあえず歩いてはみるものの、常に逃避し続ける。やがて、「救済の日」がやってくるが、その救済からさえも逃避する。とにかく逃げ続けることだけが、この主人公のアイ...
目覚めたら最終戦争が起きていた…という始まりから、主人公の逃避が始まる。主人公はどんなことがあっても自分からは行動しない。とりあえず歩いてはみるものの、常に逃避し続ける。やがて、「救済の日」がやってくるが、その救済からさえも逃避する。とにかく逃げ続けることだけが、この主人公のアイデンティティ。 それ自体ではそこそこ面白い。しかし、あとがきには「戦争を描きたかった」とある。明確な護憲、反小泉・竹中的な立場から。そういう意図からすると、果たしてこれで成功だったのか、かなり疑問。護憲、反小泉・竹中はいいとして、逃避し続けることで実現されるのは、緩慢な衰退以外にはありえない。だけど、それを正とできるだけの説得力は示されない。 そういうある種の無邪気さ、というより浅さは本来ならけっこう致命的だと思うが、そのあたりは話の筋や、絵柄でかろうじて救われている。救われているからこそ、安易さがそのままになってしまうのだろう。
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絵が漫画というより画集。絵を見るためだけでも買っていい気がします。 メッセージも、絵同様に贅肉がそぎ落とされた感じです。平和とか救済とかってネタだけど、よくある、べき論とか苦悩とかなくて、ただあるだけ。このドライな感じがよい。
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