商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 平凡社 |
| 発売年月日 | 2008/09/10 |
| JAN | 9784582766493 |
- 書籍
- 新書
ルイ・ボナパルトのブリュメール18日
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ルイ・ボナパルトのブリュメール18日
¥1,870
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
ともかく難しい。というか、この時期(19世紀半ば)のフランスの様子を基礎知識として持っていないとムリ。
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岩波文庫で、二度読んだ。 平凡社で新刊が出たのでこちらも購入して読んだ。 ということは、都合3回読んだことになる。 ここに描かれるルイ•ボナパルトは階級闘争の中で偶々祭り上げられただけの平凡で馬鹿な男にすぎない。 マルクスの興味は、歴史上の登場人物には向かはない。 彼の関心は、...
岩波文庫で、二度読んだ。 平凡社で新刊が出たのでこちらも購入して読んだ。 ということは、都合3回読んだことになる。 ここに描かれるルイ•ボナパルトは階級闘争の中で偶々祭り上げられただけの平凡で馬鹿な男にすぎない。 マルクスの興味は、歴史上の登場人物には向かはない。 彼の関心は、民主主義を崩壊させた階級闘争過程にしかないからだ。 ルイ•ボナパルトという、下手をしたら江戸幕府を牛耳ってフランス帝国による明治維新を断行したかもしれない怪物に焦点を当てたのが、鹿島茂の怪帝ナポレオンだ。 この二著はセットにして読まなければならない。 1848年の革命から、1851年のルイ•ナポレオンによるクーデタまでを、何と一千年に一人の大天才(吉本隆明)マルクスが、ジャーナリストとしてルポしてくれるのだ。 こんな歴史読み物は他にない。 マルクスの著作の中では圧倒的に読みやすい。 しかし、当時の常識を前提にして、革命=民主主義の簒奪を皮肉な口調で語っているために、スラスラ読める代物ではない。 そんな時、鹿島茂の著作が力強い導き手となってくれるのだ。 鹿島茂の著作を副読本とする所以だ。
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- ネタバレ
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マルクスは資本論にて貨幣の、本書にて王の、抑圧による回帰を説いた。柄谷行人氏による解説が非常に面白かった。議会は身分制議会ではない。すなわち、代表する者と代表される者の間に必然性があるわけではない。代表される者の間では、階級は意識されていない。政党や政党の主張が出てくることで、階級意識が明確に表われる。では、代表する者がいない層にどのようなことが起こるか?それは、自分たちの主人としての代表者を選ぶということだ。それが第二共和制からのナポレオン3世の登場であり、ワイマール体制からのヒトラーの登場であり、貧農・小作農の天皇支持であった。歴史は繰り返すものだとマルクスは考える。ただし、同じ自体ではなく、同じ構造で、である。
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