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マーティン・ドレスラーの夢 白水Uブックス171
1,430円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2008/08/30 |
| JAN | 9784560071717 |
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マーティン・ドレスラーの夢
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マーティン・ドレスラーの夢
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商品レビュー
4.1
19件のお客様レビュー
アメリカンドリームと盛者必衰の物語だ。 スティーブンミルハウザーはエドウィンマルハウスが読みたいと思っていたのだがこれから読むことに。 世の中を俯瞰して成功する。成り上がりと言えば嫌な言い方だけど、自分のやりたい事、夢を自分の足と想像力で掴み取っていく、時代の寵児のよう。 自...
アメリカンドリームと盛者必衰の物語だ。 スティーブンミルハウザーはエドウィンマルハウスが読みたいと思っていたのだがこれから読むことに。 世の中を俯瞰して成功する。成り上がりと言えば嫌な言い方だけど、自分のやりたい事、夢を自分の足と想像力で掴み取っていく、時代の寵児のよう。 自分の夢を追うあまり、究極のその先にあるものがあれだったとは。 マーティンの夢が微に入り細に入りで頁を埋め尽くすのは圧巻だ(けど私はお腹いっぱい)。 女性の扱われ方が時代だなぁと。
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自分が本当に求めいていること、やりたいことは何なのか? それをどんどんと実現していった青年の話。 時代は19世紀末、アメリカ、ニューヨーク。生活様式がクラシックなものから急スピードで変化した時代、都市化によって街には高層ビルが建ちはじめ、馬車から電車、地下鉄へ。マーティンはその時...
自分が本当に求めいていること、やりたいことは何なのか? それをどんどんと実現していった青年の話。 時代は19世紀末、アメリカ、ニューヨーク。生活様式がクラシックなものから急スピードで変化した時代、都市化によって街には高層ビルが建ちはじめ、馬車から電車、地下鉄へ。マーティンはその時代変化をすばやく捉え、新しい斬新なアイデアをどんどんと形にして事業に成功していく。 この作家の本は初めて読んだ。とってもイマジネーションを必要とする、というのが第一印象だ。 このような時代背景からだろうか、主人公が物事から何かを読み取るからだろうか、物事の描写がもの凄く多く感じる。非常に緻密、かつ丹念な文章。 想像力を一生懸命働かせなければ、あまり物語に入りこめないことがちょっとだけ読みづらい。堪能する文章なんだろう、さらっと読めばそれだけで終わってしまう。 葉巻商店の息子からホテルのベルボーイから副支配人までの出世、カフェのチェーン点の成功、そしてホテルのオーナーへ。 ただ、これはいわゆるアメリカン・ドリーマーの話とは違う。 彼は、金儲けというより、ただ純粋に自分のやりたいことを形にするために突き進む。それは、ひとつの小さな世界のようなホテルを建築することで終わりをみる。しかし、その究極的な形にたどり着くまでの過渡的段階の事業は大成功をおさめたものの、彼が本当にやりたかったことを形に出来たと感じたホテルは失敗に終わってしまう。しかし、そこで彼が思うところがいい。 自分の夢にとことん打ち込んだからこそ後悔がないのだろう。 「僕はやりたいとおりにやってきた、(中略)結局僕の見た夢が間違った夢だったとしても、他人が入ってきたがらない夢だったとしても、夢というのはそもそもそういうものではないか。こうなるのが自然なのだ。違う夢を見ればよかったなどという思いはこれっぽちもなかった。」 そして、すがすがしい気持ちで本を読み終えることができる。 「しばらくはただ歩いていよう、世の中からちょっと離れたところで、眺めを楽しんでいよう。暖かい日だ。急ぐことはない。」
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この本を読みながら、会社の友人が書いた一つの概念図を思い出してました。 横軸が時代、縦軸がニーズ。そこにやや右上がりの幅広の帯があり、ユーザー―ニーズと書かれています。そしてその帯を急な右上がりで貫く一本の線は製品です。最初の製品はユーザーニーズを満たしていませんが、時代を経るに...
この本を読みながら、会社の友人が書いた一つの概念図を思い出してました。 横軸が時代、縦軸がニーズ。そこにやや右上がりの幅広の帯があり、ユーザー―ニーズと書かれています。そしてその帯を急な右上がりで貫く一本の線は製品です。最初の製品はユーザーニーズを満たしていませんが、時代を経るにつれニーズを満たすようになり、やがて突き抜ける。つまり過剰装備に陥り、あるいはガラパゴス化する。 主人公は青年・ドレスラー。親の営む葉巻商店の改善を皮切りに、ホテルに勤務で頭角を現す。ホテルを飛び出してからは、自ら起業したレストランチェーンを成功させ、ホテル業界(日本には珍しい居住者型のホテル)に戻っても次々と新機軸を打ち出して大成功するが・・・。 最終的にはユーザーニーズを突き抜けてしまい、居住者が埋まらず、破産。でもあまり敗北感は無いのです。もともと経済的な成功をより自分の「思い」をホテルという形にすることにこだわった主人公です。その「思い」が一般に受け入れられなかったことを理解した主人公が抱いたのは、どこか寂寞とした達成感の様です。 もう一人の重要人物が主人公の妻・キャロリン。美人だが捉えどころがない。常に頭が痛いと言ってソファーから立ち上がらない。病気を口実に家族を支配する。性生活もおざなりで結婚後ほどなくしてセックスレスになる。一方キャロリンの妹・エメリンは美人ではないが、活動的で頭も良い。ドレスラーと常に行動を共にし、右腕としてホテルの副支配人として活躍する。それでもドレスラーは美人というだけの姉を取り続ける。 細部まで緻密な描写で、ところどころに強烈な状況の羅列があって、それが作者の文体らしいのですが、個人的にはやや苦手。 ピュリッツァー賞受賞作品だけあって読みごたえがありました。ミルハウザーさん、一作だけでなく読み込んで行くほどに味の出そうな作家さんですが。。。。
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