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ニーチェ全集 第Ⅱ期(第1巻) ツァラトゥストラはこう語った
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 1982/11/01 |
JAN | 9784560019610 |
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ニーチェ全集 第Ⅱ期(第1巻)
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ニーチェ全集 第Ⅱ期(第1巻)
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ニーチェは臆断の虜囚を罵倒する。彼の思想は一言でいうと「嫌悪の哲学」であるといえる。「大衆はなぜこんなにバカになってしまったのか」というのが思索の中心的主題となっている。だからこそニーチェの著作は毒薬、もっといえば爆薬でさえあると、危険であるといわれるのである。かれが特に嫌悪し...
ニーチェは臆断の虜囚を罵倒する。彼の思想は一言でいうと「嫌悪の哲学」であるといえる。「大衆はなぜこんなにバカになってしまったのか」というのが思索の中心的主題となっている。だからこそニーチェの著作は毒薬、もっといえば爆薬でさえあると、危険であるといわれるのである。かれが特に嫌悪したのは畜群だ。畜群道徳とは、均質的な群となることを至上とする人間たちのこと、つまり、みんなと同じであることに快楽、幸福を見出すものたちのことである。この「奴隷」根性が彼は気に入らないのだ。そこから、人間を超えた人間、超人思想が生まれることになった。超人とは人間が、人間にとっての猿であるような関係にあるような存在だ。 つまり 超人>>>越えられない壁>>>人間>>>>越えられない壁>>猿 というわけである。 絶えず自己超克を志向する、ある種のマッチョな人間には有益であるが、他方で常に越えるべきモデルとしての、嫌悪すべき他者を設定されることが必定であるため、非常に危険で取り扱いに注意である。でないと社会では上手くやっていけないことを保証する。
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