商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1985/09/01 |
| JAN | 9784101168180 |
- 書籍
- 文庫
吉里吉里人(下)
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吉里吉里人(下)
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商品レビュー
3.6
34件のお客様レビュー
このユートピアはどう…
このユートピアはどうなるのか。ついにクライマックス。東北弁が頭から抜けなくなりました。
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2026/6/28読了 シンプルな感想。『真に恐れるべきは、有能な敵ではなく無能な味方である』。 ナポレオンの言葉との説があるが、出典は定かではないらしい――って、そんなことは良い。 下巻で漸く、現在の水準からしてもオーバーテクノロジーな吉里吉里医学の内容が明かされ、SFな雰囲...
2026/6/28読了 シンプルな感想。『真に恐れるべきは、有能な敵ではなく無能な味方である』。 ナポレオンの言葉との説があるが、出典は定かではないらしい――って、そんなことは良い。 下巻で漸く、現在の水準からしてもオーバーテクノロジーな吉里吉里医学の内容が明かされ、SFな雰囲気になったが、終盤に向かうにつれて、段々読むのが苦しくなる。それもこれも、全て古橋の所為。作家として原稿を書くことを含め、やるように言われたことは満足にやらない、出来ない。要らぬお節介で、あるいはしばしば欲に駆られて、余計なことをして物事を台無しにする。更にそれを取り繕おうとして、もっと事をややこしくする。結果として引き起こされたことを考えれば、まさに歩く公害、リアル疫病神……とか書いたら、公害、疫病神から「いくらなんでも、あそこまで酷くはない。一緒にしてくれるな」とクレームが入りそうだ(それでも、独断で“文学史上、最大最悪のぶち壊し屋”に認定してやろう)。吉里吉里国も何故あんなものを受容れてしまったのか、さっさと「ペルソナ・ノン・グラータ」通告でもなんでもして追い出しておけば、リスクは格段に下がっただろうし、古橋の方でも「ペルソナの……何だって? なに、普通は外交官に対して出されるものなのか。わしもあの国では日本国の外交官として認められていたのだな。しかし、グラタンみたいな名前だが、いったい美味いのかな?」とかなんとか、有ろうが無かろうがどーでも良い虚栄心を満たして大人しく帰ってくれたかも知れないのに……。いかんいかん、フィクションなのに、熱くなって考えてしまった。 本来はコメディとして笑う作品なのだろうけれど、ごく一部の政治家の愚かな言動で世界秩序がいとも簡単に壊れる現実を見せられた現代では、素直に笑えない気がする。しかも、作中で語られる日本の政治経済の脆弱性は、今現在の問題と被っている所もあり、本作がバブル景気以前に書かれたとは思えない。これは、井上ひさしの先見性ではなく、当時からの政治家、官僚の”先見性の無さ”の証左であると言えなくもないのか?
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吉里吉里人第差3館。 ストーリーのくだらなさは増しつつも、その中に、農業政策や医療政策などに対する問、日本の課題を入れ込んでいるところが、さすが、井上ひさしさん。
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