商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/07/14 |
JAN | 9784062761055 |
- 書籍
- 文庫
忌館 ホラー作家の棲む家
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忌館 ホラー作家の棲む家
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商品レビュー
3.3
78件のお客様レビュー
三津田信三氏の本は『厭魅の如き憑くもの』と『首無の如き祟るもの』の刀城言耶シリーズしか読んだ事なかったのだけどこちらも面白かったなー。ミステリとホラーの融合だけどこちらはホラー寄り。色々な蘊蓄も面白い。小説と現実が交差していくどこまでが現実でどこまでが小説なのかわからなくなってい...
三津田信三氏の本は『厭魅の如き憑くもの』と『首無の如き祟るもの』の刀城言耶シリーズしか読んだ事なかったのだけどこちらも面白かったなー。ミステリとホラーの融合だけどこちらはホラー寄り。色々な蘊蓄も面白い。小説と現実が交差していくどこまでが現実でどこまでが小説なのかわからなくなっていくような独特な感じ。たま、らんよね。
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処女作とのことだが、三津田らしい作品だった。 本作のジャンルはホラーだが、後発のホラー作品よりもミステリー(刀城言耶シリーズみたいな)に寄っていると感じた。それでいて刀城言耶シリーズを"裏返し"(; "逆さま"ではない)したような感触も受けた。 刀城言耶シリーズが「オカルトに見える事件を推理・論理でミステリーとして解く」のに対して、家シリーズは「オカルトに見える事件を推理・論理でオカルトとして解いた」ように見える。 本書で物語は完結しているように見えるが、あと2冊ある家シリーズの続編はどんな内容なのだろうか。 また、三津田作品のなかに"逆さま"の「ミステリーに見える事件を推理・論理でオカルトで解く」ようなホラー作品はあるのだろうか。 三津田作品としては刀城言耶シリーズだけでなく「誰かの家」のようなオーソドックス(?)な形のホラーをすでに読んでいたので、著者の文章の書き方の多彩さは知っており、本作を楽しむことができたが、もし、本作から時系列に沿って読んでいたのなら、刀城言耶シリーズの2作目くらいで「幅が狭い」として読むのを止めていたかもしれないと思った。 余談だが、カバー表紙の絵はそれだけでも怖いが、読み終わると意味が分かる。読むまでは不気味な女性だと思っていたが、読み終わると女装のようにも見える。不思議。
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現実世界の話と連載小説の話が交互に展開されていくの私にとって新鮮な展開だった。 一家惨殺のあったと噂のある洋館に住みだしたホラー作家が少しずつおかしくなっていく・・最高でした 1ヶ月以上記憶が飛んでいた三津田信三だが、その間彼はどう生活していたのか。 そして何が真実なのか。 ただ洋館に魅入られ、事件繰り返させる要因にされただけなのか、覚えていないだけで事件を起こしていたのか。 綾子がその結論に至ってしまったのも無理もない そして「西日」で新たに洋館を借りた男はどこにいってしまったのか・・
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