商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2008/04/01 |
JAN | 9784044468231 |
- 書籍
- 文庫
蜜は夜よりかぎりなく
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蜜は夜よりかぎりなく
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
白鷺シリーズ、最終巻。 この本の中には3つの話が入ってました。 一つ目が、藍と志澤の物語。 二つ目が、弥刀と朋樹の物語。 三つ目が、藍の父親、衛の過去編でした。 一つ目の話は、藍が大学に行き始めて、初めて異性と一緒にいるのを見た志澤が、藍と距離をとり始めて、それに気づいた藍が、志澤を問い詰めたとき、志澤の過去が明らかになる……という話でした。 藍視点でこの物語を見ると、周りが思っているほど、藍は天使ではないし、心が広くもないし、強くもないんだなあ……と実感できる話でした。 皆が皆、藍を神格化しているのに、当の本人だけ、それを意に介してないところが一番、すごいし強いからとても好きです。 二つ目の話は、強かった朋樹が現場に出て、直接人と触れ合う経験をして、逆に自分のウィークポイントのようなものに直面して、少し弱ってしまった話。 本当に本当に強かったので、この話が出てきて、ようやくこの二人の関係が本物になって、強い朋樹が弱って、また新たな強さを好きになって。 本当に本当に朋樹のことが好きだなあと思いました。 三つ目の話は、これが一番、痛い話で。 どうして衛はこんなことになってしまったのか、というのが衛視点で語られる話です。 これがシリーズの根本の話で。 そうせざるを得なかった衛の切ない話。 この三つが揃ったことで、すっきりとシリーズが完結したような気がします。 とてもいい話でした。 ありがとうございます。
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短編集(短編か?w) シリーズの完結編がなんとも不完全燃焼だったので福田×衛の話が読めてすっきりした。決して幸せな話じゃないけど
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『キスは大事にさりげなく』 『夢はきれいにしどけなく』 『恋は上手にあどけなく』(完結編) <短編集> ⇒『蜜は夜よりかぎりなく』 <スピンオフ> 『平行線上のモラトリアム』 『垂直線上のストイシズム』
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