商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1983/07/21 |
JAN | 9784120012150 |
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商品レビュー
3.3
8件のお客様レビュー
他人と触れるときに発生する小さな摩擦や自分の中の毒をあぶり出すような、そんな作品でした。 読後感は気持ち良くはないかも。
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盲人を迎えた男のためらい(大聖堂)や早すぎた結婚をした男の憂鬱など、何げない日常の断片に潜む軽いニヒリズム。8篇。
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いいなあ。この本好き。 型があって意味のあるものが好き。 意味があればおちなんてなくたっていいのよ。レイモンドの文章にも、春樹の訳にも型がある。そして、ジントニックが飲みたくなるし、本気の喧嘩(なぐりあい)だってしたくなる。有り触れた日常がスローモーションのようにゆっくりと美しく...
いいなあ。この本好き。 型があって意味のあるものが好き。 意味があればおちなんてなくたっていいのよ。レイモンドの文章にも、春樹の訳にも型がある。そして、ジントニックが飲みたくなるし、本気の喧嘩(なぐりあい)だってしたくなる。有り触れた日常がスローモーションのようにゆっくりと美しく心を打つから、それでもう充分に意味がある。 "つまり彼の話を聞いている限り、自分の置かれた状況についてあれこれ考えずに済むのである。" そう。それは、感覚では知っていたのに、言葉にされたのは初めてよ。
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