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漂流 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2008/12/01 |
| JAN | 9784101117089 |
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漂流
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商品レビュー
4.4
179件のお客様レビュー
江戸時代、土佐の船乗…
江戸時代、土佐の船乗りが無人島に漂着し、そこで20年近く暮らすというお話。実話です。孤独と闘い、創意工夫して生き延びるという人間の強さを感じました。
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リアルが描かれている本である。 漂流ものの本や漫画は多いが大抵がフィクションであり、そう都合よく行かないだろうというような設定ばかりが見られるとテンションが下がる。 家族ロビンソン漂流記『ふしぎな島のフローネ』は、子供向けの有名なアニメだが、大人の目線で見ると「そんなわけないだろ...
リアルが描かれている本である。 漂流ものの本や漫画は多いが大抵がフィクションであり、そう都合よく行かないだろうというような設定ばかりが見られるとテンションが下がる。 家族ロビンソン漂流記『ふしぎな島のフローネ』は、子供向けの有名なアニメだが、大人の目線で見ると「そんなわけないだろう~」ということばかりの連続である。 『ロビンソンクルーソー』にしても同じである。 都合の良い想像力でしかない。 しかしこの書は違う。 作者が徹底的な資料をもとに描くだけのことはあり、そのリアルさが極めて素晴らしい。 漂流とは本来このようなものだ。 小説や映画であれば「こうなったらこうであろう」というような前振りのようなものがあるが、そんなものは一切ない。 希望を描き、絶望し、嘆いても仕方がないことを知る。 もう少しイージーモードにしてあげてもいいんではないか?というぐらい絶望的なスタートから始まる。 そのスタートからの「どのようにして生き抜くか?」ということが、読み進めるまでわからない。 しかし帯の宣伝文句が良くない! とても良くない完全にネタバレである! なぜ年数まで書いてしまうのか!! 出版社に文句が言いたい! 出版社としては絶対にやってはいけないことを、売るために書くのは本当に良くない! 一年、また一年と時間が経つことで、次こそは!というような期待を込める。 新しく購入する方は、是非ともこの宣伝帯をかなぐり捨て、まっさらな気持ちで読んでいただきたい。 今現在の環境がどんなに大変であっても「この主人公の長平よりは絶対にマシだ!」と力強い自信が得られる。 人生に絶望する前に読んでおきたい最高の一書の一つである。
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ネットでこの本のモデルになった人物のことを知る。 長平。江戸中期の土佐のひと。 漂着した孤島の鳥島でサバイバル生活を13年間。 後年、さらに漂着した二つのグループも合流して、船を作り、ぶじに生還したという。 その際、彼は島に生活道具や生活方法を記した書置きを残して、それがのちにジ...
ネットでこの本のモデルになった人物のことを知る。 長平。江戸中期の土佐のひと。 漂着した孤島の鳥島でサバイバル生活を13年間。 後年、さらに漂着した二つのグループも合流して、船を作り、ぶじに生還したという。 その際、彼は島に生活道具や生活方法を記した書置きを残して、それがのちにジョン万次郎を救うことになったという。(←ジョン万次郎の部分は本書にはなく、史実なのかあやしいが) 凄すぎる。 漂流もの、島もの大好きの私が、この人物のことは全然知らなかったので、まずは、こんな人がいたんだ!と思った。 怖すぎて面白すぎて、半日で一気読みでした。 吉村は冒頭で、太平洋戦争の終結を知らぬまま、ジャングルに潜っていて、のちに発見された人々を、一種の漂流者だと評した。 (このなかにあった、アナタハン島の男十数人と女一人の集団で、女の取り合いから発生した内ゲバ=アナタハン島の女王事件が、ピトケアン島のバトルロワイヤルを思い出してギョエーと思った。 漂流ものに普通女性はいないけど、やっぱりいたら大変なことになるんやな。怖すぎ。) 『漂流』では、長平の信念や賢さ、器用さには感心したが、なにより、諦めずに生きようと思い続けた意思の強さに感服した。 私なんかは、絶望してまっさきに死ぬタイプだ。すんません。 長平が孤独に過ごした二年ほどが一番凄い。 気が狂うのが普通よな。 ロビンソンクルーソーのモデル、アレキサンダー・セルカークも四年間一人で暮らしたら言葉を忘れかけてたらしいし。 もともとある程度の知識や教養を持っていることも、非常に大切ですね。 方角と星座の知識はもとより、字が書けたり、造船や鉄作りの技術、酒造りの知識があったりする。 それがなくても、根気強さや明朗さ、器用さ、素直さが大事だ。そう、そういうことなんだぞ。 後半、脱出用の船造りで、みんなの知識を集めて、生きて帰るために尽力していくシーンがアツすぎる。 おみくじで適当に決めた方角が北西で本当に良かったね…。 運を味方につけたんだ。 そして苦労してやっと辿り着いた青ヶ島が、鳥島以上にヤバかったのには笑ってしまった。 読後、改めてシマダス(島の情報事典)を引っ張り出して読んだ。 鳥島もコラムコーナーにはちゃんと載っていたし、うっすら分かっていたけど、小笠原はもっともっと遠いんですね…!
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