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華氏451度 ハヤカワ文庫NV

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1975/11/30 |
JAN | 9784150401061 |
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華氏451度
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商品レビュー
3.9
41件のお客様レビュー
本が禁じられた世界で…
本が禁じられた世界で、本を焼くのが仕事(ファイアマン)の主人公が、ある日家路で少女と出会い、少しずつ変化していく。思考停止した社会の恐ろしさや味気なさがよく描かれています。
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有名な作品ですし、そ…
有名な作品ですし、それなりに考えさせる話ではあります。しかし、本が禁止された社会という発想には無理があります。現在では抑圧はもっと隠蔽されて行なわれており、本書のようなあからさまな管理社会という発想は時代遅れの感があります。
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認知的不協和を嫌い黙過と享楽に耽る世界。思考を生み出す書物が徹底して焼かれていく。考えることだけが唯一の人間性なのに、それを放棄する人々。 しかし、それほど不自然でもない。 この先、種々の依存症が増えていかざるをえない社会となれば、まさにこういった姿に容易に近づくことだろう。「ホ...
認知的不協和を嫌い黙過と享楽に耽る世界。思考を生み出す書物が徹底して焼かれていく。考えることだけが唯一の人間性なのに、それを放棄する人々。 しかし、それほど不自然でもない。 この先、種々の依存症が増えていかざるをえない社会となれば、まさにこういった姿に容易に近づくことだろう。「ホワイト社会」はその先駆けではなかろうか。 「どうせ、みんな、消えてなくなることだ! 人間の思考なんて、出版業界、映画界、 放送業界-そんな社会のあやつる手のままにふりまわされる。不必要なもの、時間つぶしの存在は、遠心力ではねとばされてしまうのが運命なんだ!」 p95 しかし、ここへの対抗策、大事にすべきことが何なのかがしっかり描かれてもいる。 「なぜか知らないが、ぼくはきみを、ずいぶん以前から知っていたような気がするんだ」「それは」と、彼女はこたえた。「あたしがあんたを愛しているからよ。それでいて、あたしはあんたから、なにも望んでいないの。つまり、あたしたち、おたがいによく知りあっているということね」p49 (社交性とは)この世界のふしぎなことについて、話し合うことなの。p51 ただただ言葉をかわすこと。善悪や正誤なく。そこにある他者を見つめ受け入れていくこと。やはりこれで良いのだろう。そう考えると、神すら共構築的なものかもしれないな。
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