商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2008/02/01 |
JAN | 9784569697567 |
- 書籍
- 書籍
新訳 ガリア戦記
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
新訳 ガリア戦記
¥2,200
在庫なし
商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
共和制ローマで最も有名な人物、カエサルのガリア戦記。著者はカエサルだが、カエサル視点ではなく、客観的な視点で物語を綴っている点が面白い。それでいて決して自慢話になっていない。 原文がそうだからなのか、文章がとても簡潔で読みやすい。難しい表現がほとんどなく、カエサルから見た戦争の...
共和制ローマで最も有名な人物、カエサルのガリア戦記。著者はカエサルだが、カエサル視点ではなく、客観的な視点で物語を綴っている点が面白い。それでいて決して自慢話になっていない。 原文がそうだからなのか、文章がとても簡潔で読みやすい。難しい表現がほとんどなく、カエサルから見た戦争の実像、情景をありありと記している。サクサク読み進めることができる。 ローマ軍とガリアやゲルマン、ブリタニアの諸部族との戦いの記述がメインとなるが、ローマ時代の戦争の仕方や、各部族の様子が良く分かる。部族同士の力関係や心理状況、彼らの文化、風習などもカエサルはとても鋭く考察している。やはり指揮官としても相当に優秀な人物だったことが伺える。
Posted by
紀元前50年代に、ローマのカエサルが、ガリア(フランスを中心としたヨーロッパ中央全域)を平定するまでの戦記。原著はカエサル自体が記述している。 翻訳版は、岩波文庫が有名らしいが、図書館になかったので、新訳版を借りた。文章が平易で読みやすく、また最初に100ページほどの解説がある。...
紀元前50年代に、ローマのカエサルが、ガリア(フランスを中心としたヨーロッパ中央全域)を平定するまでの戦記。原著はカエサル自体が記述している。 翻訳版は、岩波文庫が有名らしいが、図書館になかったので、新訳版を借りた。文章が平易で読みやすく、また最初に100ページほどの解説がある。 教養としての世界史を理解するために読んだが、人物名やxxx族の族名、地名などがよくわからず苦労した。本にある地図のページを行きつ戻りつする。 おもしろいという感じではないが、当時の雰囲気と、ローマやガリアの当時の人の残虐性、裏切り・寝返りの繰り返しが印象に残る。
Posted by
最初の解説が長すぎるが、本編を読み始めるとありがたみがわかった。淡々と書かれているので「人気取りのために書かれた可能性が高い」と聞いた後でも、あまりいやらしさを感じなかった。部族の名前が多すぎて途中から完全な理解を諦めたが、雰囲気だけでも当時の生き抜こうとする力が伝わってきた。
Posted by