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ドリトル先生アフリカゆき 新版 ドリトル先生物語 1 岩波少年文庫021
792円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2003/05/06 |
| JAN | 9784001140217 |
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ドリトル先生アフリカゆき 新版
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ドリトル先生アフリカゆき 新版
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商品レビュー
4.1
76件のお客様レビュー
この物語は第一次世界大戦の戦場から、ヒュー・ロフティングが自分の息子たちに書き送った手紙がもとになっているそうです。 現代とはまったく違う環境で生まれた物語が、長いこと読み継がれ、今読んでもおもしろいということに感動します。 自分がヒュー・ロフティングの子どもになった気持ちで、戦...
この物語は第一次世界大戦の戦場から、ヒュー・ロフティングが自分の息子たちに書き送った手紙がもとになっているそうです。 現代とはまったく違う環境で生まれた物語が、長いこと読み継がれ、今読んでもおもしろいということに感動します。 自分がヒュー・ロフティングの子どもになった気持ちで、戦地にいるお父さんから送られてくる手紙に書かれている物語だと思うと、より一層楽しめます。 井伏鱒二訳で描かれる動物たちの口調が可愛らしいです。
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読み返したいなと思っていたドリトル先生シリーズ。 まずは初めの『アフリカ行き』は昔からの井伏鱒二翻訳、次の『航海記』は河合祥一郎の新訳完訳で読んでみます。 ヒュー・ロフティング本人の挿絵が懐かしい!!(^o^) 翻訳の口調は「ドリトル先生は〇〇をなさって」のように丁寧です。 巻...
読み返したいなと思っていたドリトル先生シリーズ。 まずは初めの『アフリカ行き』は昔からの井伏鱒二翻訳、次の『航海記』は河合祥一郎の新訳完訳で読んでみます。 ヒュー・ロフティング本人の挿絵が懐かしい!!(^o^) 翻訳の口調は「ドリトル先生は〇〇をなさって」のように丁寧です。 巻末が豪華! 翻訳者井伏鱒二や、井伏鱒二に紹介した石井桃子のあとがきからは、戦後に子供たちに豊かな児童文学に触れてもらいたい!という真摯な気持ちが感じられます。 日本に紹介してくださったみなさまへの「ありがとうございます!」の気持ちを深く感じます。 さらには登場人物・動物紹介、二巻以降のあらすじ紹介もあります。 さすが岩波少年文庫、解説までとても誠実に創られている。本っていいなあって思います。 === イギリスの「沼のほとりのパトルビー」という小さな町に、ジョン・ドリトルという医学博士が住んでいました。とリトル先生は生き物が大好きで大好きでいろんなものを買っていました。餌代はかさむし、人間の患者さんは動物たちを怖がって寄り付かなくなりました。家のことをやっていた妹のサラさんまで逃げ出してしまいました。 まだ先生の元に出入りする人間は、猫に食べさせる肉を売るネコ肉屋のマシュー・マグだけです。学はないけれど先生のためなら協力を惜しみません。 ある日先生が飼っているオウムのポリネシアは、ドリトル先生に「動物にも言葉があるんですよ。先生は動物の言葉を覚えて獣医になってください」といいます。 動物にも言葉があったとは!こうしてドリトル先生は動物の言葉を覚えたのです。 獣医として繁盛したドリトル先生ですが、動物の間で「動物の言葉がわかり、治療してくださる先生」という評判が広がったため多くの動物達が先生の家に押しかけてくるようになりました。すると人間の飼い主たちは逃げてしまい、またまた貧乏になりました。でも先生は全く気にしていません。心配した動物たちが、家のことを切り盛りするようになりました。 …すみません、社会の中であくせく生きている私はやっぱり序盤は「お金にこだわらないっていうのは格好いいけど、やっぱり扶養家族がいるんならお金も必要だ!お金は必ずしも悪ではない!」って思っちゃいました… しかしそんなある意味生活能力のないドリトル先生に、動物たちも黙って扶養されていないで「自分たちで家のことをやりましょう」となってからは安心して読んでいきました。 そんな先生のところに、アフリカのサルから「サルの間で恐ろしい疫病が流行っている。動物の言葉がわかるドリトル先生においでいただきたい」という便りが届けられました。 そこでドリトル先生は、何匹かの動物たちとともにアフリカに出発したのです。 動物紹介。 ・オウムのポリネシア:アフリカ生れ。たいそうな長生き。人間の言葉と動物の言葉が話せるので、ドリトル先生に動物の言葉を教えた。 ・サルのチーチー:アフリカ生まれ。アフリカの仲間から便りを受け取り、ドリトル先生を案内する。 ・アヒルのダブダブ:ドリトル先生の家の家政婦になって台所や家計のやりくりをする。 ・ワニ:アフリカ生まれ。見世物にさせられてたのを逃げ出してドリトル先生の家に居候していた。 ・犬のジップ:鼻がいい。 ・ブタのガブガブ:食いしん坊。騒動の元。 ・フクロウのトートー:賢い。 ・白ネズミのホワイティ:アフリカ行きの船に密航。 まあこの動物たちと、ドリトル先生の大騒動旅行記です。 アフリカで黒人の王様ジョリギンギの捕虜になのですが、王様の言い分が「以前白人に親切にしたが、その白人は土地を荒らし、金や象牙を持ち逃げした!二度と白人を信じるものか」なのは「ごもっとも」だろう(-。-;) なお、アフリカの王様と王子には現代感覚だと差別的な目線も感じますが、ロフティングの時代背景を表していること、ロフティングが戦場で怪我をしたら治療されず殺される軍用場をみて心を痛めたというような作者の人柄から、岩波は「そのまま発表」としています。 閑話休題。 ドリトル先生はサルたちの治療がすっかり終わりました。猿たちはこのまま残ってほしかったけど、ドリトル先生はイギリスに戻らなければいけません。アフリカの動物たちはお礼に「オシツオサレツ」という鹿のような両頭動物をプレゼントしました。 しかし帰路でも、またまた黒人王様につかまったり、海に出たら海賊に追いかけられたりとまたまた大騒動。 でもドリトル先生には全動物が付いています! みんな仲良く、おおらかに、ドリトル先生は故郷に帰ってきたのでした。
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- ネタバレ
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ドリトル先生が何でも動物語をしゃべれるのでびっくりしました。 最後、ドリトル先生たちがお金持ちになってよかったです。なぜなら、動物たちが食べる量がとてつもなく多いからすぐにお金がなくなってしまうからです。
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