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エリカ 中公文庫
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エリカ 中公文庫

小池真理子【著】

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エリカ 中公文庫

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2008/01/25
JAN 9784122049581

エリカ

¥792

商品レビュー

3.2

32件のお客様レビュー

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2009/12/14

すっと背筋が冷える話

美人で有能で、自分のオフィスを持っていて、食うに困らない生活をするエリカ。親友の不倫相手との恋、彼女を一途に慕う男性の存在などを絡めながら、浮き彫りになるのは……静かな孤独と虚無。すっと背筋が冷える話。

yoko

2026/02/17

何度か繰り返した過去の私だと思った。 最初はそれほどでもなかったのに、近づくにつれ当たり前になってくる。 その当たり前が当たり前でなくなった時に狼狽えるのだ。 「ねぇ、私の事どう思ってる?」 こんな陳腐な言葉を口にした過去があった、 私の事を当たり前に好きな男はそんな思いをさ...

何度か繰り返した過去の私だと思った。 最初はそれほどでもなかったのに、近づくにつれ当たり前になってくる。 その当たり前が当たり前でなくなった時に狼狽えるのだ。 「ねぇ、私の事どう思ってる?」 こんな陳腐な言葉を口にした過去があった、 私の事を当たり前に好きな男はそんな思いをさせないと今なら分かる。 あぁ、懐かしい。当時は燃え上がるような怒りやら、恋心やらがジェットコースターのように急降下して、辛いやら楽しいのやら訳が分からなくなっていた。 懐かしいと思えるようになった、傷口の治った自分が今は誇らしい。

Posted by ブクログ

2025/05/31

これってもしや私のこと!?って、そんなわけないんだけど。麻布台にマンションなんて持ってないし、起業なんてとんでもないし、独り身でもないんだけど、でもそれでも自分のことかと錯覚するくらい、女というものは、恋愛のその過程において考えたり悩んだり笑ったりときどきめらめらと嫉妬のような感...

これってもしや私のこと!?って、そんなわけないんだけど。麻布台にマンションなんて持ってないし、起業なんてとんでもないし、独り身でもないんだけど、でもそれでも自分のことかと錯覚するくらい、女というものは、恋愛のその過程において考えたり悩んだり笑ったりときどきめらめらと嫉妬のような感情に支配されて自分にいらいらしたり、どんな環境でもそうはかわらないもんだな、と思う この男に落ちるなんて自分では思わない、そんなわけない、でも40歳のBDに400本のバラを送ってくる男、毎日のように電話してきていたのにふっと何日も音沙汰なしにして感情をゆすぶる男にどうしてこうもほろりとおちてしまうのだろう、 「わかる!」と何度も膝をポンと打った。女の感情のこまやかな遷移やこころのひだを作者はとてもていねいに描いている。「そうなんだよね~」と同調したり、「あかん!あかんで!そこでそんなことしたら術中にはまるで!」とあたかもエリカの親友になったかのように忠告?したくなる。それは「あのときの」私に向けたアドバイスだ。もう遅いけど。

Posted by ブクログ