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日本の10大新宗教 幻冬舎新書
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日本の10大新宗教 幻冬舎新書

島田裕巳【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2007/11/30
JAN 9784344980600

日本の10大新宗教

¥792

商品レビュー

3.2

88件のお客様レビュー

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2024/09/23

いわゆる「カルト」とは考えられていない(と著者が考えている)10の新宗教について取り上げて、その成立を簡単に解説しています。 このような新宗教に関わっている人と知り合い、それについてちゃんと知りたいと思って手に取りました。ネットには悪い噂しか書かれず、アレルギー的に「宗教はすべ...

いわゆる「カルト」とは考えられていない(と著者が考えている)10の新宗教について取り上げて、その成立を簡単に解説しています。 このような新宗教に関わっている人と知り合い、それについてちゃんと知りたいと思って手に取りました。ネットには悪い噂しか書かれず、アレルギー的に「宗教はすべてダメ」という話ばかり目に入ってきて不安が募るばかりでしたが、こちらの書籍は比較的中立的に事実を述べていて、冷静に考えることができるようになったと思います。 新宗教に何らかの興味(ネガティブであろうと好奇心であろうと)を持っている人がある程度ざっくりと知識を得るうえでは役に立つ本だと思います。 以下に取り上げられている新宗教と自分なりの分類・キーワードをまとめておきます。 【神道系(神仏習合)】 ・天理教:中山みき、お産の神様、吉田神道の影響、奈良県、おぢばかえり、精神病的、教えに矛盾する死に対する宗教的解釈、貧に落ちきれ ・大本:出口なお・出口王仁三郎、金光教から独立、『邪宗門』『大地の母』、終末論的予言、海外展開、警察の取締 ・生長の家:谷口雅春、大本から独立、海外展開、雑誌メイン ・天照皇大神宮教(と璽宇):北村サヨ、数寄屋橋公園で踊る宗教、社会批判、天皇人間宣言と現人神の補填、岸信介 ・世界救世教:岡田茂吉、大本から独立、手かざし浄霊、地上天国、自然農法、お光さま  ※神慈秀明会:小山美秀子、世界救世教から分離した1つ、カルトだったが1997年に体制変更 【仏教系】 ・立正佼成会:庭野日敬・長沼妙佼、霊友会(西田無学)から派生、日蓮系・法華系、法座、寛容 ・創価学会:牧口常三郎、日蓮正宗、折伏、公明党、国立戒壇の建立 ・PL教団:御木徳一、徳光教の影響、観音信仰・法華信仰の流れ、人生は芸術である(高校野球・花火大会) ・真如苑:伊藤真乗(元エンジニア)、真言密教系、護摩を焚く、信者同士のカウンセリング的な接心修行、 ・GLA:高橋信次、家族が創価学会系の経営者、ファンが多い教祖、霊的現象に関心

Posted by ブクログ

2024/02/09

十大宗教とそれに関連する宗教を記述することで結果的に多くの宗教について解説していたが、例えば白光真宏会は入っていなかった。他の宗教から分かれた、連携したということがあまりない宗教は入れづらかったのかもしれない。あとは有名どころでも、阿含宗、オウム真理教、幸福の科学などはあまり記述...

十大宗教とそれに関連する宗教を記述することで結果的に多くの宗教について解説していたが、例えば白光真宏会は入っていなかった。他の宗教から分かれた、連携したということがあまりない宗教は入れづらかったのかもしれない。あとは有名どころでも、阿含宗、オウム真理教、幸福の科学などはあまり記述なし。 気になったところのメモ。 ・新宗教:キリスト教系以外は仏教or/and神道の影響をほぼ受ける 修験の影響を受けた宗教も多い ・真光:野口整体の愉気と活元を宗教的に解釈 ・世界救世教系:聖地建設、自然農法への関心 ・天理教から璽宇まで:神道系 ⇔ ・高度経済成長期に巨大になった霊友会、創価学会、立正佼成会など:日蓮系、法華経系 ・PLの原点の徳光教:「お振替」という病気直し(モニター法に似ていると思った) ・新宗教:社会が不安定な時期に世直しを掲げて出てくるのが普通。 しかし・・・真如苑、GLAは世直し要素なし。 ・カルト:終末論を強調、多額の献金要求 取締により社会性が生まれ成熟するのが普通→成熟を拒むとカルトのまま 古い絶版ムック「神人類と信人類たち」巻末の新宗教カタログで新宗教をさらったときは流れがわからなかったので、歴史が辿れてよかった。

Posted by ブクログ

2022/11/30

宗教学者である島田裕巳さんが、日本の新宗教についてそれぞれの成り立ちなどを解説した本。この本には、いわゆるカルト宗教とされている団体は載っていない。 面白かったのは、割とどの宗教も相互に影響を受け合っていたりしたこと。あとGLAの「エジプトの神ワンツースリー」は面白かった。英語や...

宗教学者である島田裕巳さんが、日本の新宗教についてそれぞれの成り立ちなどを解説した本。この本には、いわゆるカルト宗教とされている団体は載っていない。 面白かったのは、割とどの宗教も相互に影響を受け合っていたりしたこと。あとGLAの「エジプトの神ワンツースリー」は面白かった。英語やん。 面白かったんだけど、私は宗教の成り立ちよりはそれを信仰している人達のこころの方に興味があるようで、教科書を読んでいるような気持ちだった。

Posted by ブクログ

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